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【やる気がでない】私の鬱の治し方

私が鬱になってから、調べ、実践し、回復したことをnoteにまとめさせていただきました。
鬱で苦しまれる方のお役に立てたら幸いです。

鬱のはじまり

私は10年前に不眠から鬱になりました。
眠れなくなった日が続くようになって、おかしいなと思い、精神内科を受診し、睡眠導入剤を飲み始めたのがはじまりでした。
薬が合わず、飲んだり、飲まなかったりの日が続きました。眠れないことで、幻覚・幻聴が聞こえるようになり、ますます眠れなくなりました。
忘れ事が増え、できていたことが次々とできなくなっていきました。
一生懸命に積み上げてきた物が指の間からこぼれ落ちるように、次々と無くなっていく感じを覚え、絶望だけが日々心に重くのしかかっていきました。

鬱の治療

最初の5年は、睡眠導入剤と精神安定剤を服用していましたが、治る気配は全くありませんでした。
友人の紹介で、カウンセリングに行って、わかったことは、鬱症状には、心からきているものだけでなく、体の不調からきていることもあることがわかりました。
また、心と体は引っ張り合う関係にあり、心が元気がないと体も不調になり、体の元気がないと心も元気がなくなるということもわかっているそうです。
まずは自身の鬱の原因を探り、改善させることから始めました。

体からくる鬱症状の原因

はじめに、体調からくる鬱症状の原因のポイントを抑えておきたいと思います。

まず、体温
体温は、体の免疫力を保つ上での基礎になります。
35度代は低すぎ。
これでは鬱だけでなく、様々な病気を引き起こしやすくなります。
理想は36.5度。
私は、食べ物に着目し、体を温める食べ物を選ぶようになりました。
驚いたのは、コーヒーなど、温かい地域で作られた食べ物は、体を冷やすということ。
夏場でも、なるべく温かい飲み物を飲むようになりました。

次に、ビタミンミネラルなどの栄養素の欠如
産後鬱などの言葉がありますが、これは出産によって、体内の栄養素が一時的に少なくなることで体が枯渇状態になり、その状態で、やることが膨大で、頼れる人がいないことで、鬱状態になるそうです。
私は、普通の食事に加えて、ビタミンが豊富な果物やナッツなどを積極的に摂るようになりました。

次に、体内酵素の使い過ぎ
酵素と聞くと、洗剤などを思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが、酵素とは物を分解する物質のこと。
体内の中でも、多くの種類の酵素が作られ、消化や補修などの働きをしてくれています。
しかし、酵素は加熱してしまうと死んでしまいます。
現代の食事は、加熱処理したものが多く、消化に使われる酵素が多すぎて、体の補修分の酵素が残らず、疲れが取れない場合もあるとのこと。
私は、食事はよく噛み、酵素を多く含む、大根・キウイをはじめ、生野菜や果物を一緒に摂るようになりました。

心からくる鬱状態の原因

続いて、心の問題。
私の場合は、自己肯定感が低い状態にありました。
しかし、これはあくまでも一例で、人によって、原因は様々です。
まず、自分に合ったカウンセラーを探すことをオススメします。
私がカウンセラーを選ぶポイントです。
 
 ・なんでも話しができる。
 ・話した内容を真剣に聞いてくれる。
 ・同苦してくれる。
 ・決めつけない。
 ・客観的に自分を見てくれる。
 ・打開策を探ってくれる。

カウンセラーの方も様々な方がいます。
上記の項目は、あくまで私の意見ですが、参考にしていただけたらと思います。

鬱が改善した行動療法

鬱状態の時、「ありのままで大丈夫」との心の安定が私には乏しい状態にありました。
「こうでなければいけない」「こうあらねばならない」。
無意識に、そう思っている人も多いのではないでしょうか。
私が今も実践している行動療法が、夜、布団に入った時、自分に「今日一日、ありがとう。大好きだよ」っと言うというものです。
声にださなくても、心の中で言うのでも大丈夫です。
はじめは抵抗があるかもしれません。
はじめは、言葉だけでいいです。
気持ちが入ってなくて大丈夫ですので、続けてみてほしいと思います。
私はこれで、5年間治る気配がなかった鬱状態が1ヶ月で回復しました。
今では、死を考えることは、ほとんどなくなりました。

おわりに

私は鬱と診断された当時、この病気は「治らない」と言われました。
その言葉を信じ、長く苦しみ続けている方もまだまだいらっしゃるのではないかと思います。
このnoteが何かのお役に立てたら、幸いです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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