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"コーチングで刃を研げば木こりのジレンマから抜け出せる" 株式会社ヒトクセ 冨田氏

YJキャピタルでは、出資先支援の一環として”コーチング”に全力投球しております。2020年初めよりビジネスコーチング分野でのリーディングカンパニーである株式会社 コーチ・エィ と共同でプロジェクトを遂行しています。キャピタリスト自身もコーチングスクールに通い、コーチング資格を取得し、出資先に対してコーチングを提供しています。今回は、先日リリースした「【YJキャピタル×コーチ・エィ】スタートアップ向けコーチングプログラムの活動報告」の詳細編として、実際にコーチングを受けた方のインタビューをご紹介します。

本日登場する方は、株式会社ヒトクセ  冨田 勝巳さんです。YJキャピタルでも出資させていただいている新進気鋭のアドテク企業で管理部門を統括されています。今日はどんなお話が伺えるのでしょうか、早速お話を伺いましょう。

【冨田 勝巳(とみた かつみ)さん】

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滋賀大学経済学部企業経営学科卒業。
2013年株式会社りそな銀行入社。法人営業に従事。
2016年事業会社に入社。経営企画、営業企画、物流、商品管理、原料調達、管理部門では新卒採用と経理部を経験。その後、食品メーカー等のマーケティング支援に従事し幅広くキャリアを積む。
2019年9月よりヒトクセに参画。
2020年4月に管理本部長就任。

"「コーチングっていいな」と思っていたので「ぜひ受けたい」と手を挙げました。"

YJC大久保:冨田さん、こんにちは。早速ですが、全体を通して今回のコーチングの感想はいかがでしたか?

ヒトクセ冨田:すごく良い機会でした。ありがとうございます。私が管理本部長に就任したのがちょうど2020年4月だったのですが、ポジションが変わり今後自分がどうしていくか、組織としてどうしていくかを考える時期にコーチングを受けられたのは非常に良かったです。

YJC大久保:それは素晴らしいですね。最初にコーチングのお声がかかったきっかけをお伺いできますか?

ヒトクセ冨田:YJC湯田さんから代表の宮崎に連絡をもらい、宮崎から「やってみない?」と紹介されたのが最初でした。ヒトクセ社の福利厚生で以前にもコーチングを受けていたことがあり、「コーチングっていいな」と思っていたので「ぜひ受けたい」と手を挙げました。

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YJC大久保:過去にコーチングを受けた経験があったのですね。

ヒトクセ冨田:そうです。加えて湯田さんからも最初に「コーチングとは?」というのを丁寧に説明頂けたので、問題なく取り組めました。

"「管理本部を将来どうしていきたいのか」をテーマとして扱いました"

YJC大久保:冨田さんはどういったテーマでコーチングを受けていたのですか?

ヒトクセ冨田:4月にポジションが変わるということで自身の今後の仕事について、あとは管理体制の強化に向けて具体的に何をしていくか、といったことがテーマの中心でした。

YJC大久保:具体的にはどういう目標を設定されていたのでしょうか?

ヒトクセ冨田:最初、イケてる管理本部にしたいとか言ってたんですが、湯田さんから「イケてる管理本部って何なんですか?」みたいに言われたりしまして(笑)他社が真似したくなる管理本部と言い換えてみたり他社のイケてる例を出したりして、目標を具体化していきましたね。

YJC湯田:冨田さんのお話から、管理本部がその時はバタバタしているということが伝わってきました。そうすると目の前のことに集中してしまい、重要だけど緊急ではないものには、なかなか目が向きません。コーチングの時間は重要だけど緊急でない、「管理本部を将来どうしていきたいのか」をテーマとして扱えたのが良かったと思っています。お話する中で、「決算を迅速にしたい」、「○○の業務を自動化したい」など冨田さんの中で考えるイケてる管理本部のイメージが徐々に見えてきました。

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"リレーションマップを作ることで視座が高まりました"

YJC大久保:そうなんですね。振り返ってみて、印象的だったセッションなどございますか?

ヒトクセ冨田:まずは一番最初のセッションが印象に残っています。最初は自己紹介をじっくりと行ったのですが、湯田さんは年齢も近く話しやすいところもあり、それぞれのバックグラウンドや、どういう考えで今の仕事についているのか、話せたのが良かったです。もう一つは、後半のセッションで、周囲の人たちと自分との関係性を可視化する"リレーションマップ"を作成したのですが、改めて「自分がどういう立場で何をしているのか」、「周りの人にどう動いて欲しいのか」、「何を期待し、されているのか」といったことがすごくクリアになりました。それをきっかけにその後、具体的にガツンと動いていけたので非常に印象に残っています。

YJC大久保:リレーションマップを作る前と作ったあとで冨田さんにはどういう変化があったのでしょうか?

ヒトクセ冨田:これまでは本当にボワッとこの人はこう考えているんだろうな、だからこういう風にお願いしようかな、みたいに抽象的に考えていたことに気づきました。それぞれの立場を理解し、相手にとって自分がどう映るのか、といったことをきちんと考えることができましたね。

YJC大久保:なるほど。それによって行動も変化していったのでしょうか?

ヒトクセ冨田:行動の質が上がったと思います。これまではとにかく目の前のことをクリアすることばかりに目が向いていましたが、リレーションマップをきっかけに視座が高まったことで、こんなに細かいところまで必要あるかな?といったことを自分の中で問いかけるようになりました。その結果、相手に対するコミュニケーションの質が高まったと感じています。

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"先頭を走る中で、自分にはライトがなかったんです"

YJC大久保:それはすごい変化ですね!冨田さんにとってコーチングはどういった存在だったのでしょうか?

ヒトクセ冨田:管理本部長に就任し、先頭を走る中で、自分にはライトがなかったんです。コーチングは「こっちに道ありますよ」というのを照らしてくれるライトのような存在でした。ティーチングとしてこうした方が良いよというのは本来簡単なものですが、色々な選択肢があって自発的に進む道を選択できるようにしてくれました。コーチングがなかったら、今ほど管理本部の体制は整っていなかったと思いますね。

YJC大久保:あえて今コーチングがなかった時のことを想像するといかがですか?

ヒトクセ冨田:なかったら、前が見えずに壁に衝突していましたね(笑)

YJC大久保、湯田:(笑)


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"コーチングは忙しい人にこそ効果があると思います。"

YJC大久保:最後に、冨田さんがコーチングを勧めるとしたらどんな人に勧めたいですか?

ヒトクセ冨田:まさに自分自身がそうなんですが、足元すごく忙しい人が有効だと思います。まさに、「木こりのジレンマ」の話だと思いました。木こりの人は一生懸命に木を切っているんですが、忙しすぎて刃を研ぐ時間がないと頑張っているのに結果的に効率が悪い状態になってしまいます。コーチングを受けることで自分を振り返る時間を作ることができる。だから忙しい人には、ぜひ刃を研ぐ時間として使ってもらうとすごく効果があると思います。

YJC大久保:非常にわかりやすい例えですね!

YJC湯田:ヒトクセさんではまさに今、他の方にもコーチングを受けて頂いています。

ヒトクセ冨田:めっちゃ良かったですと期待値を上げておきました(笑)

YJC湯田:期待に応えられるように頑張ります(笑)

YJC大久保、湯田:冨田さん、貴重なお時間ありがとうございました!

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