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よしなしごと

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頭の体操、もしくはただただ考えたこと。未分類のごった煮とも言う。
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記事一覧

花の都のリベラル・アーツ

桜が散ってだいぶ経つのに、まださびしい。 今年は雨が多くて、いつにも増してあっという間に…

中島 浮世
8日前
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3年ぶりの(ほぼ)フル出社で考えたこと

新居のネット環境がなかなか整わず、4月は今のところほぼ毎日出社している。今の会社に勤めは…

中島 浮世
12日前
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メンバーシップをやりたくなってきた話

そう、やりたくなってきたんです。 去年の年末ごろから「メンバーシップをやってみたい」とい…

中島 浮世
3か月前
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名前を変えましたのご報告と、好きなもの100個

名前を変えました。元・雨粒です。 街中で呼ばれても違和感のない名前にしたい、でもやっぱり…

中島 浮世
3か月前
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年末のご挨拶と、出会ってよかった本5冊

帰省中の新幹線のなかでこれを書いています。 みなさま、今年も大変お世話になりました。note2…

中島 浮世
4か月前
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書くことを「競う」舞台に立って、初めて見えたもの

ことばと広告さん主催の「応募作の中でどれがいちばん”いい記事”か」を競う企画、モノカキン…

中島 浮世
4か月前
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変なとこだけ潔癖で

自分がこうしてパソコンに向かいあれやこれや書き付けている行為が「執筆」という言葉で言い表されうる、ということにずっと、なんとはなしに違和感を覚えている。 その言葉が日常に侵食してきたのは、以前少しだけライターの副業をしていたころだ。 情報収集をしようと先輩ライターのSNSを覗いたら、今日はこういう記事を執筆しました、というような言い回しで作業報告をしている人が頻繁に目についた。自分が記事を書くときにも、構成や文章のチェックのためについてくれたディレクターさんに、「執筆に移っ

「続かない」ことを恐れすぎずに

無視しきれない身体の重たさに怯えて最近、有酸素運動を始めた。 やっているのはフィットボク…

中島 浮世
4か月前
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てきとうに買ったお皿一生使う説

割れていないお皿、捨てられますか? 私はなんだかどうにも捨てられない。ほかの日用品は別に…

中島 浮世
5か月前
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別居婚をする、のか?

職種を変える気は今のところない、と言ったその舌の根も乾かぬうちに、思いもよらぬところから…

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中島 浮世
5か月前
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おいしそうランキング、今日も集計中

食い意地が張っている。食べ物への執着が強い。いやしんぼうだ。 自分のことをそういう風に思…

中島 浮世
6か月前
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本をマウントの道具にするなよ(、わたし)

*** しばらく前のことだ。 地元の本屋で棚を物色していると、20代前半らしき女の子二人組が隣…

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中島 浮世
7か月前
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書く仕事がしたい、と思っていたけれど

書く仕事がしたい、と思っていた。ライターとか、作家とか、エッセイストとか。 どうやら自分…

中島 浮世
7か月前
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冷凍庫という甘やかな不変

冷凍庫を開けると不変が顔をだして私の不意を衝く。 3日間の帰省兼旅行から帰ってきて玄関のドアを開けると廊下からリビングから寝室から家中が熱気と湿気に満たされていたので、慌てて窓という窓を開けて回り、汗でへばりついたブラウスとスカートを脱ぎ捨て、バスタブにお湯を張り洗濯機に汚れ物を放り込んで、お風呂に入った。 このごろの暑さときたら外に出て10分もすれば首筋に汗がつたう有り様でほとほといやになってしまうけれども、シャワーを浴びたあとの、汗と汚れの混じったような膜を一枚脱ぎ捨