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自信の在り処

明日立つステージは人生で2度目。初心者だったあの時から時間が過ぎ、もう4回も6月を迎えました。春が訪れるたび後輩が増え、私はどんどん先輩になっていってしまう。まだまだ教わりたいことばかり、実力も知識も熱量も中途半端な自分を何度腹立たしく思ったか。改善する事もなく今日を迎え、明日の準備も終わってない事にいつかの自分は呆れるでしょう。
これまでの4年間をぶつける、なんて出来そうにありません。長い期間だったはずなのに、中身がないから空を漂ってしまいそうで。仕方がないのでそいつを抱えてタックルしてやろうと思います。優美も整然も似合わない、あの頃から何も変わらず荒削りでぶつかります。大丈夫、大丈夫。今更嘆く意味なんてない。所在の分からぬ自信を持って、今日は布団に入ります。私はステージに立つと、誰よりもかっこいい。

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