一人と独り

もう一度お逢いして、その時、いやならハッキリ言ってください。私のこの胸の炎は、あなたが点火したのですから、あなたが消して行ってください。私ひとりの力では、とても消すことができないのです


大宰治『斜陽』より


この言葉たちを知った時私はまるで自分のことを言われているように感じた。この言葉通りになるなら私の胸には沢山の炎が点火されているのだろう。私はすぐに人を好きになる。だって寂しいから。そのせいで私の周りには人が居ない。そんな私は世間から見たらちょろいやつで独りで寂しい人と見られるだろう。でも私はそれしか知らない。だからそれでいい。これが私の人生なんだから。余計なことを知ってしまったらきっと自分が壊れる。でも、もしかしたら、こんな自分ならさっさと壊れてしまった方がいいのかもしれないな。





一人の時間は欲しいけど独りは寂しい。

最近こんな事をよく思う。
最近の1日24時間の中で1/4ぐらいが一人でいることが出来ると思う。
でも独りになるのは突然で、気がついたらなってて。なりたくてなれるものでもないし、なりたくなくてならずにいられるものでもない。表面上では独りじゃないように見られることが多いけど、ふとした瞬間頭が真っ白になって独りを感じることがある。

だから寂しさを埋めるために自傷をしたり会いに行ったりするんだ。だってしょうがないでしょ。寂しいんだもん。でもね、褒めて欲しいことがあるんだ。できるだけ人に迷惑かけないように自分でどうにかしようと思って気持ち誤魔化すために傷作って頑張ってるの。だから許して。独りは寂しいんだよ。

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