赤いペンギン<夢の話>
海の上を船で移動していた。
私は船の甲板から身を乗り出して、
船が出す波しぶきと海の下を眺めていた。
そうすると、青い波の下に赤くて少し細長い何かが見えた。
赤い何かはすごいスピードで船の横を追い越して、飛び上がった。
赤いものを目で追うと、それは船の甲板に飛び乗った。
大きさやフォルムはペンギンだった。
でも色が赤くてオウムみたいだった。
表面も鳥の羽がついているみたいにゴワゴワした感じ。
オウムがそのままペンギンになったみたいなものだった。
あぁ、この世界ではペンギンは赤いんだな。
私は納得しながらそれを眺めていた。
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