私家版 ロックかるた 「せ」
どうしても欲しくて、でも売っていない。だから、自分で作ってしまった「私家版 ロックかるた ブリティッシュ・ロック編」。
世界にたった1セット。
これはプロモーション・ビデオの定義によりますので、もちろん諸説あり、です。
音楽と映像を組み合わせたものは、ずっと前から、1890年ごろからあります。
ビートルズはツアーに来られないファンのためにミュージック・ビデオを数多く作成しました。
これを最初のプロモーション・ビデオとする説もあります。
しかし、しかし、クイーンが最初でいいじゃないですか~。……フレディのアイデアかなー。
ブライアン・メイは「『ボヘミアン・ラプソディ』は、テレビ番組で実際には演奏できないからビデオにした」と言っています。
ライブでも「ガリレオ―、ガリレオ―」のところは、オリジナル音源を流して、お着換えの時間にしていたわけですから、スタジオライブも当然無理。
口パクの似非スタジオライブは最初からあきらめて、宣伝のために、このプロモーション・ビデオを音楽番組で流したのです。
放送後『ボヘミアン・ラプソディ』の売れ行きはますます爆上がり。全英1位に上り詰めます。
さて、一見するといかにも予算の少なさそうなビデオですが、実はその通り。かかった費用は4,500ポンドほどだったようで、今のレートで85万円ほどです。撮影は4時間、編集も5時間。あっという間です。
抜群の費用対効果ですね。
史上最高のプロモーション・ビデオとも言われるマイケル・ジャクソンの『スリラー』(1983年)の製作費は推定250万ドル。今のレートで3億6千万円。日本映画なら1本撮れます。ひえー!、ですね。
(つづく)
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