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短歌集

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自作の短歌をまとめました。
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#短歌

【短歌】ひかりへあゆむ

楽園の光か修羅か分からねどユージン・スミスの子らは歩めり   ★Kindleで詩集『戯言―ざれ…

【短歌】月光

今日もまた猛暑日を生き延びたから慰労会です月光の涼   ★Kindleで詩集『戯言―ざれごと―…

【短歌】バスタブ

絶望をひたと抱いてはバスタブの湯にひたす身の胎児のごとし   ★Kindleで詩集『戯言―ざれ…

【短歌】恩寵

凶暴な夏の予感よ街路樹の影は濃く濃く恩寵の影   ★Kindleで詩集『戯言―ざれごと―』『寓…

【短歌二首】パワー

抵抗の音楽よ轟けコロンブスのごとき野蛮と闘う力を 若葉はもう若葉を終えて壮年の顔で世界を…

【短歌二首】真夏日

真夏日の襲う梅雨前ふらふらと何をおいてもピノを買わねば 下の句の神だけが降り囁いた「はら…

【短歌】曇天の光

  曇天の街路の脇に幾朶もの光まあるく白き紫陽花   ★Kindleで詩集『戯言―ざれごと―』『寓話』発売中★ (kindle unlimitedご加入の方は無料で読み放題です)

【短歌二首】GWの悲哀

厚紙の鎧兜を着せられてカーネル翁「これも仕事さ」 ハブ駅のエレベーターに海外の客がずらり…

【短歌四首】明日は立夏

深春の夏日をゆけば脳喚く 麦茶麦茶、アイスティー、麦茶 冷房の効きすぎたカフェ真冬日のカ…

【短歌】新緑

  風は止みただ一面に静止画の死にたくなるような新緑   ★Kindleで詩集『戯言―ざれごと―…

【短歌】午前0時の鐘が鳴る

  鐘聞くやガラスの靴を叩き割りただの女と男で走れ   ★Kindleで詩集『戯言―ざれごと―』…

【短歌二首】うぐいす

鶯の伸びしろ聞こゆホッケキョがホーホケキョまでいたる過程の 着実に日々さえずりの進歩する…

【短歌四首】風が吹いたら

春光の遊歩道に風ひとつ車椅子の膝に桜しべ 川を越え鳥たちとゆけ花筏にまだならないで桜吹雪…

【短歌】春ひとひら

  早朝のトイレの窓にひとひらの春舞い降りており花嵐   ★Kindleで詩集『戯言―ざれごと―』『寓話』発売中★ (kindle unlimitedご加入の方は無料で読み放題です)