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楽園の光か修羅か分からねどユージン・スミスの子らは歩めり ★Kindleで詩集『戯言―ざれ…
今日もまた猛暑日を生き延びたから慰労会です月光の涼 ★Kindleで詩集『戯言―ざれごと―…
絶望をひたと抱いてはバスタブの湯にひたす身の胎児のごとし ★Kindleで詩集『戯言―ざれ…
凶暴な夏の予感よ街路樹の影は濃く濃く恩寵の影 ★Kindleで詩集『戯言―ざれごと―』『寓…
抵抗の音楽よ轟けコロンブスのごとき野蛮と闘う力を 若葉はもう若葉を終えて壮年の顔で世界を…
真夏日の襲う梅雨前ふらふらと何をおいてもピノを買わねば 下の句の神だけが降り囁いた「はら…
曇天の街路の脇に幾朶もの光まあるく白き紫陽花 ★Kindleで詩集『戯言―ざれごと―』『寓話』発売中★ (kindle unlimitedご加入の方は無料で読み放題です)
厚紙の鎧兜を着せられてカーネル翁「これも仕事さ」 ハブ駅のエレベーターに海外の客がずらり…
深春の夏日をゆけば脳喚く 麦茶麦茶、アイスティー、麦茶 冷房の効きすぎたカフェ真冬日のカ…
風は止みただ一面に静止画の死にたくなるような新緑 ★Kindleで詩集『戯言―ざれごと―…
鐘聞くやガラスの靴を叩き割りただの女と男で走れ ★Kindleで詩集『戯言―ざれごと―』…
鶯の伸びしろ聞こゆホッケキョがホーホケキョまでいたる過程の 着実に日々さえずりの進歩する…
春光の遊歩道に風ひとつ車椅子の膝に桜しべ 川を越え鳥たちとゆけ花筏にまだならないで桜吹雪…
早朝のトイレの窓にひとひらの春舞い降りており花嵐 ★Kindleで詩集『戯言―ざれごと―』『寓話』発売中★ (kindle unlimitedご加入の方は無料で読み放題です)