下着の捨てるタイミングわからない勢

言い訳

 わからなくないですか、パンツの捨てるタイミング。
 買った当初と比べたら明らかに劣化したけど、多少ほつれてもゴムと布が伸びてもパンツという概念から大きく外れているわけでもないからパンツの役割を果たし、ズボンやストッキングやタイツはくから緩くても下がってこず…みたいな感じで捨てるタイミングを逃し続けてきた。
 ちょっとね、あの、ミスって血がついて、専用の洗剤を使っても落ちきらなかったな…ってなっても、パンツの内側って誰にも見せないし、デートに行くぞ!って日はそんな無惨なパンツ穿いていかないし、仲良い人に「いやーパンツって捨てるタイミングわかんないっすよねー」って話はしても実物見せないし。
 流石に「パンツの形をした布」になるまで伸びに伸びて、ズボンの中で半ケツになってしまった時は捨てたけども。

全部同じ色と同じ形の靴下を買う理論

 靴下は同じメーカーの同じサイズで揃えると神経衰弱をしなくて済む、は既に完全にとはいかずとも真似ていて、ある程度楽になったので、似たような感覚をパンツにも適用させようと思い立ちました。
 とりあえず1セット買ったら数日回せて、まとめて買うから安価だと助かって、致命的に汚れたら捨てる指標になるので些細な色落ちや変色や落ちきらず沈着した汚れが目立たない色で、で探して辿り着いたのがドンキで売ってたパンツ。
 それ以外の条件として、冬季はパンツのゴムがヘソの高さ一帯に触れていると蕁麻疹のようになって痒くなるからヘソまで覆う深めのパンツは嫌で、ボクサータイプは腹回りのゴムが健在でもパンツ全体の布がとんでもなく伸びて捨てどきを逃した経験があるから選択肢から早々に弾いてて、で、選んだのが浅めで装飾が一つもないドンキのまとめパックパンツ。
 因むというか前提として、私は上半身の下着はカップ付きキャミソールで統一しているためブラジャーは持ってない。だから上下のチグハグ感がそこまで酷くないかなと思って、パンツを一社一色にするに至ったという話です。
 カップ付きキャミソールは今年中に一つに絞りたい。

想定外のメリット

 以前はズボンの中で半ケツになってからようやく捨てる判断をした私ですが、昨日ドンキパンツを一枚捨てました。「まだ穿けるしなぁ…」といった逡巡が発生することなく、迷いなく捨てられた。穴が空いていたから。
 そう、穴が空いたら即決できるんだよ。ゴムが伸びても布が伸びても、ほつれても色素が沈着しても「いや…まだ…」とか思って洗濯機に入れてたけど、穴が空いたら「いや流石に」ってゴミ箱に入れられる。
 靴下は特にそうで、衣類に穴が空くって終わりの始まりじゃないですか。それもかなりの速度で終焉まで駆け抜ける系の。アップリケが通用するものであれば修復ついでにちょっと可愛くなるけど。
 なんというか質について言及しにくいんだけども、耐久度が高くないが故に「もう限界です!!!!!」ってパンツ側の訴えがわかりやすいのはとても助かった。広がった布を穿かずに済んだし、今後パンツに無体を強いることがなくなったといってもいい。

早よ買え

 一枚に穴が空いたということは、もしかすると他のも耐久値が0になっているか限りなく近いかもしれない。なるべく早く次のパックを買わないと、ある日急に手持ちパンツ0になってしまうかもしれない。
 しまった2パックくらいまとめて買っておくんだった。今も同じものが売っているとは限らない。マジでまとめパックのまとめ買いをしておくんだった。

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