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素材が活きる調理の基本

旬の季節の野菜をそれぞれ4つの季節に分けてご紹介してきましたが
今日はそれら野菜などを含め素材が活きる調理法をシェアします。

蒸す
・蒸し器に入れて軽く塩をふり蓋をする。
・蒸し器のお湯が沸騰してから素材を入れること。
・お湯が途中で足りなくなった時は別にお湯を沸かし、熱湯を注ぐこと。
・湯気の水蒸気が素材に垂れるのを防ぐために布巾をかぶせる。
*水蒸気で加熱する調理法です。栄養を失わず、形も崩れにくいため素材そのものを活かして食べることができます。
*途中で味付けができないため、必要に応じてあらかじめ下味をつけてから調理する。

蒸し煮
・鍋を温め素材を入れて、ひとつまみの塩を入れる。(油を入れる場合は軽く炒める)
・水分がなりなくなった場合は、素材を鍋の中央に寄せて、鍋肌から水をオオサイ2〜3を加えて蓋をし、水気がなくなり甘い香りに変わるまで弱火で蒸し煮にする。
*少量の水分を加える。または素材がもともと持つ水分だけで蒸すように加熱する方法。
*柔らかい素材も崩れず、旨みたっぷりに仕上がる。水分が少ないため焦げないように弱火でぴったり蓋をして加熱するのがポイント。

ウォーターソテー
・熱した鍋に水を適量入れ、沸騰したら素材と塩をひとつまみ入れて、綺麗な色と甘い香りが出るまで炒める。(素材を柔らかくする場合は蓋をする)
・油の代わりに水を入れるイメージで沸騰したところで素材を入れ炒める。
・水分がなくなってきたら、素材を脇に寄せて、空いたスペースに少量の水を沸騰させて炒める。
*油の代わりに水で炒めるのでヘルシーに仕上がる。
*油で炒めるとコクが出るが、水で炒めることで素材の味を味わえる。
⦅葉もののウォーターソテー⦆
鍋の1/3の寮の水を沸騰させて、塩をひとつまみ入れる。
青菜を2〜3束づつ茎だけ入れる(注意:一度に入れると温度が下がるので少しづつ様子を見ながら)
熱が通ったら葉の部分も入れ、天地返し(底にある下のものを上に持ってくる)小さな泡が出てきたらザルにとる。
全体をザルに広げて冷ます。(ザルに広げるのは熱を分散させるため)
*少量のお水で青菜を茹でるので水の節約にもなる

ソテー
油を少量、温めたフライパンへなじませて、素材を並べたら、ひとつまみの塩を入れる。良い香りと軽い焦げ目がつくまでソテーする。
*野菜が油を余分に吸うものもあるため、極力少量。または野菜に直接、刷毛で油を塗ることで、最小限の油の使用で済む。

素材を活かす調理法。
なかなか珍しいものや、普段なかなかやらないものもあったのではないでしょうか?
これはナチュラルフードや健康を意識下調理法です。
巷の調理法やレシピはどうしても調味料や油をたくさん使いがちになるものも多いため、この方法を知っているのといないのでは、いざ健康的な生活をという時にお役に立てれば幸いです。

では。



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