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English Book【Atomic Habits】Vol. 05

この本について感じたことや思ったとを書きます。


P. 60
The psychologist Gary Klein once told me a story about a woman who attended a family gathering. She had spent years working as a paramedic and, upon arriving at the event, took one look at her father-in-law and got very concerned.
“I don’t like the way you look,” she said.
Her father-in-law, who was feeling perfectly fine, jokingly replied,
“Well, I don’t like your looks, either.”
“No,” she insisted. “You need to go to the hospital now.”
A few hours later, the man was undergoing lifesaving surgery after an examination had revealed that he had a blockage to a major artery and was at immediate risk of a heart attack. Without his daughter-in-law’s intuition, he could have died.


この本は題名の通り「習慣」に関するものです。
上記の引用自体に英単語や文法的に重要な学びのポイントはありません。

ただ、この義理の娘と義理の父の会話が「いかにも海外ぽいなぁ」と思ったので取り上げました。
原著を読む楽しみの一つに、日本には無い文化を感じる(読み取る)ことができる、というのがあります。
日本語訳の本でも、きっと違和感なく翻訳されていると思います。
ただ、やはり英語で読むことでより自然にその光景が思い浮かぶような気がします(笑)。
だいたい、この会話一つとっても日本ではまずありえないですよね。

ちなみに、この救急救命士の女性は習慣的に体調に問題のある患者さんを目にしています。
その蓄積された経験により「明確に何かわからないが、あなた(義父)は病院にいく必要がある」という話です。

私も約10年前にToeicで860点を取得した時点では「文法の知識はほぼ無し」でした。

上の記事で言及していますが、名詞、動詞、形容詞、副詞などの概念もありませんでした。
問題を解いても日本語訳以外の解説は読んでいませんでした。
とにかく量をこなして、感覚で解答していました。

この方法は決してお勧めしません。
一方、「文法知識が皆無でも量をこなせば860点までは取得可能」という証明になってしまってます。

文法的知識から入る語学学習は基本的に賛成ではありません。
私たちは日本語を話していますが、文法的なことを学習してから話しているわけではありません。
それと同じです。

最終的にはバランスが大切ですし、自分が楽しいと思うほうに比重をおけば継続的に学習できると思います。
そして、一番大切なことは「何のために学ぶのか」「学んで何がしたいのか」を明確にすることです。
以下の記事でも言及しています通り、資格試験の「合格」やToeicなどの「スコア取得」が目的になってしまわない様にしたほうが長期的には良いと思います。

これは私自身が身をもって感じていることです。

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