英語ネタ（05）Breaking News June 05, 2024

Breaking Newsとしていますが、今回は日本に関するニュースです。

厚生労働省が本日発表した合計特殊出生率が過去最低の1.20になりました。
予てより減少傾向にあった婚姻数がコロナ禍でさらに低下し、その影響が出ている可能性もあると報じられています。

英検1級を受験するなら当然のことですが、英語学習者でなくともこのテーマについては知っておくべきだと考えます。
何故なら、20年後の社会に直接影響するからです。
約20年後に社会の労働や消費に寄与する人間はこれ以上増えません。

何年も前から、日本政府は危機感を示しており様々な政策を実行しています。
しかし、今のところどれも効果がでていないようです。
中には「ばらまき」と批判されているものもあります。
これら、日本政府の少子化対策についてはイロイロ情報があるはずです。
自らで調べて、意見や考えをしっかり持っておきましょう。

来月の東京都都知事選に立候補を表明している、例の地方都市の首長も日本人口の減少にかなり危機感を持っているようです。
子供の有無に関わらず、将来の日本社会にとって非常に重要な要素となります。

日本以外の先進国でも基本的には出生率は減少傾向にあります。
しかし、米国の出生率は比較的高いです。
その要因は以下の通りです。

Cultural Differences: 文化的に大人数の家族に高く評価するコミュニティが数多くある
Economic Factors: 特に田舎では 子育てにかかる費用が低い
Support Systems: 社会的サポートが充実している
Immigration: 移民が出生率の上昇に寄与している
Work-Life Balance: 産休などの制度が充実している

報道は危機感をあおるような内容や悲観的な内容が多いように感じます。
しかし、個人的にはpositiveに捉えることもできます。

・労働人口はAIや技術革新などで補うことができる
・またその過程で技術革新が促進される
・人口減少すれば資源の消費や環境汚染などが抑制される
・子供が少ないと親は自分の時間を確保できる

このように普段のニュースで興味がある分野であれば様々な角度から物事を考える様にしておくことが大切だと思います。

・ニュースや報道の方向性（伝え方）
・世間の意見や考え方
・自分自身の意見や考え方
・自分の意見に対して想定される反対意見

現代社会ではスマホやPCであらゆる情報に触れることができます。
多角的に情報を入手して、自分の意見をより正確で説得力のあるものにして下さい。

そして、もしあなたが英語学習者であれば、自分の考えや意見を英語で伝えられるように少しづつでよいので努力を重ねていきましょう。

続けていれば、いつか必ずできる様になります。
いえ、できる様になるまで続けるのです。