見出し画像

ウェイコン立ち上げ舞台裏⑧

本日は、3件の打ち合わせがありました。1件目の打ち合わせは、株式会社チョコレイトの辻本さんと行いました。辻本さんは、組織が急成長する過程を直接経験された方で、現在のチョコレートさんの状況や背景について話を伺いました。その中で、私が強く感じたことは、圧倒的なナンバーツーの存在が必要だということです。私自身、ビジョンは持っていますし、やりたいこともあります。しかし、ゴリ丸のサービスクオリティや競争相手に関わらず、もっと深いレベルで考えたときに、まだ一歩足りないと感じています。そのため、圧倒的なカリスマ性を持つナンバーツーが欲しいと改めて思いました。辻本さんと話していて気づかされたのは、私が望むのは、経営者、フリーランス、サラリーマンとして一本で働くことができるような兼業の進化形です。これは、私が望む世界に一歩でも近づくための手段に過ぎませんが、その本質ではないことは理解しています。そのため、そのような世界観の構築や、目指すべき方向性について考えています。また、Waconのブランディングがより目立たなければならないと感じました。例えば、リクルートや資生堂の現役社員が挑戦する兼業の世界を面白い方法で提示することも良いのではないかとアドバイスを頂きました。これは正しいと思うので、積極的に実行していきたいと考えています。

二件目は、昔からつながりのあるお寺のホームページ制作の案件をいただきました。小さい頃から少し生意気で、お経に心から耳を傾けることは少なかったですが、この案件をしっかりとこなしていきたいと思います。このお寺を通じて、様々な外国人にもこの文化に触れてもらいたいので、そのための仕組み作りやブランディングについても、今後一緒に取り組んでいきたいと思います。

三件目は、江部さんとお話ししました。江部さんは非常に見識が高い方で、20日前に話した内容からの進捗や、現在抱えている課題、今後何をすべきかについて話をしました。胡さんとは将来的に長い付き合いになると思いますし、ゴリ丸やオリコンのあり方についても日々アドバイスをいただいています。簡単に言うと、私はゴリ丸・ウェイコンを最大限に大きくしたいと思っていますが、それはあくまで手段の一つです。例えば、ゴリ丸という事業部を売却するという手段もあることを今日教わりました。それを資金にして、また大きな挑戦をしたり、その時には各メンバーや私自身も市場競争スキルが向上していると思うので、それを活かしてまた何かを始めるのも一つの方法です。例えば、新しい子会社を設立し、現在のメンバーを社長に据えるなど、様々なやり方があると教えてもらいました。そのため、あまり固く考えずに柔軟に進んでいくべきだと感じました。

また、社長業の本質についても学びました。私はまだ完全には意識できていないかもしれませんが、どのようにメンバーに役割を割り振るか、徐々に慣れてきたと思います。しかし、それはあくまでマネージャーの仕事であり、社長業ではないことも理解しました。メンバーにビジョンを示し、私の考えを組織全体に浸透させることは非常に重要ですが、それは手段であり、マネージャーでもできることです。

スタートアップであるため、私がメンバーと同等の作業量を持つことは重要ですが、より重要なのは、私自身のスペースをどのように確保するかです。考える時間を持つことはもちろん、様々な人と会うことも重要だと教わりました。私はこの考え方を必ずしも好んでいませんが、現実社会では、資本主義の下でコミュニティが成立しています。上層部は上層部とつるみ、同じレベルの人々が互いに交流します。これは人間の上下関係を示すのではなく、資本関係の話です。私が今いる位置は中間層であり、成長するにつれて出会う人々も変わってきます。

さらに、人脈や自分が何をしたいのか、どんな情熱を持っているのかをしっかりアピールすることで、現在の取り組みが数百倍の規模になる可能性があることも学びました。社長として、重要なのは自分のビジョンを選定し、ステップアップするための道を切り開くことです。

立ち上げフェーズでは、多くの作業を自分が率先して行う必要がありますが、自分のスペースを空け、様々な人との交流を深めることで、自分自身も成長し、それをメンバーに還元していくことが大切です。今日受けたアドバイスや話を通じて、多くを学び、それをこれからも活かしていきたいと思います。ゴリ丸を売り渡すことは考えていませんが、新しいチャレンジを続けていく必要があります。今後も取り組みを続けていきます。今日は多くの人と話し、自分の資産が高まった感じがしますが、ゴリ丸のVICONの設計や実務を通して、どんどん進んでいかなければならないと強く感じています。次に多くの人と話す機会があると思いますが、今日感じたことをしっかりメモに残しておきたいと思います。これからも高い状態を維持して、記録しておく価値があると感じたからです。少し早いですが、ノートを書くことにしました。以上が、本日の体験と学びです。これから和真君が家に来る予定なので、作業を続けます。お疲れさまでした。

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?