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私がボランティアをしようと思った理由② ~”しょうき”さんの場合~

どうも、YAMASIです。
ボランティアさんへのインタビュー企画第2弾。
今回は、居場所づくりの「やませいカフェ」でこの2年ほどボランティアをしている”しょうき”さんにお話を聞いてみました。
 
― 今、取り組んでいるのはどんなボランティアですか?
 
カフェボランティアです。自分たちでメニューを決めて、作って、提供します。その中で利用者さんたちとコミュニケーションをとります。

焼きそば回、玉ねぎを切るしょうきさん
手つきも段取りも、どんどん上達していっています

 ― 今までどれくらい提供してきたんですか?
 
どれくらいですかね?・・・結構多くて分からんくらいです(笑)
 
― ちなみに、ボランティアをはじめたきっかけはなんですか?
 
今、大学4年生なんですけど、新型コロナの影響ですることが何もなかったんです。
友達の「いっき―」(※同じくカフェボランティア)と「何かしたいね」って話していて、その「いっきー」がボランティアに関する講座を受講していたことから、ふたりで「やってみようか」って感じになって、学校のボランティアセンターに行ったんです。
 そしたら、単発の清掃ボランティアとか、期間も対象も色々あって。その中から「継続して通った方が学べるのかな?」、対象については「会話をどうしたらいいか分からない小さい子より、中高生くらいがあってるかな?」など、考えて決めました。
 高校までは野球に熱中していたので、料理は大学に入ってからちょくちょくやるようになっていましたし・・・。簡単なものしか作らないですけど(笑)

特製のカレーを参加者のもとにとどけようとする”しょうき”さん

― やってみて、やりがいや楽しみがあれば教えてください。
 
人見知りなのもあって、最初コロナで利用者が少なかったときは会話に常に困っていました。職員さんに手助けしてもらったり、話題のアドバイスをしてもらったりして、徐々に離せるようになってきて。だんだん利用者も覚えてくれるなかで、コミュニケーションが自然にうまれやすくなった時、やりがいを感じました。

どうしたらもっと魅力的な運営になるか、みんなでミーティングする風景
毎回の感想から思いもよらないアイデアがうまれたりもする

― では、逆に苦労したり悩んだりしたことがあれば教えてください。
 
 慣れても、話を深めることに苦労することが今でもあります。あと、料理をより凝った方が評判はいいけど、時間がかかって、コミュニケーションの時間をつくれなくなってしまう。
料理ばかりだと違うし、でも、来てくれてる人が喜ぶメニューにしたい、ってどっちも大切にしたいだけにジレンマがありますね。
 これに関しては、ミーティングでも話し合っているんですけど、都度都度必要になる調理行程を減らすなど、そういうことを考えています。
 
― 色々考えたうえでの悩みも尽きないわけですね。では、最後にあなたにとってボランティア活動って何ですか?
 
 「ボランティア活動」っていうと、利用者(対象者)が満足すればいい、という印象もあるかと思いますが、自分も成長が出来てやりがいを感じ、利用者もハッピーになれる、お互い気持ちよく満足できるのも大事かなって思います。

だんだんかわせる言葉のバリエーションが増えていく
知り合って、深まって、安心感のあるコミュニケーションがうまれる

― おまけになりますが、まだ「やませいカフェ」に来ていない人にひとことどうぞ!
 
 「やませいに来ればひと息つける」と感じるような居場所となれるよう、私たちも頑張っています。もしよかったら「やませいカフェ」に来てね!