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20秒をめぐる勇敢なチキ〇の物語

「少々お待ちください」と電話口で言われて、人間がぎりぎり「あれ?遅いな」と思わない長さ、それが20秒くらいだという(職員調べ)。

寒くなってきたので20秒でも長くおふとんにくるまっていたい季節ですね。
どうも、YAMASEIです。

やませいでは、事業とまではいえないような、でも、ロビーにて小さな小さな記録チャレンジを行っています。
10月は「20秒カチカチチャレンジ!」でした。
これは、交通量調査などで使うカウンターを、20秒間ひたすらカチカチ連打して記録を競う競技です。
挑戦する青少年は、みんな、どこか虚空を見つめながら厳しい表情で連打を続けます。
そして更新されゆく、あまたの記録達!

繰り返される、諸行は無常。日々目標は上がっていきます。


優勝者は、高田フーミン!ずっとトップを快走していた、カイザーKING-MAを2カチ振り切って134回で栄冠を手に入れた。


11月は「20秒ストップウォッチチキンレース」を開催!
画面を見ずに20秒ギリギリでストップウォッチを止めるだけの単純な競技。
でも、20秒を0.01秒でも過ぎてしまうと・・・ドボン!!!!!

数多くのチャレンジャーがドボンしていく中、精鋭たちが驚くほどハイレベルな争いを繰り広げる。

半数以上の挑戦がドボンに終わるなか、ついに19秒台が記録された瞬間
それを皮切りに伝説的な記録が次々と生み出されていく

19秒97。これはそれ以上を望むことも出来ないほどの、最高な記録!
あと0.03秒。さすがに期間内に並ぶ記録は出せないだろう。

・・・多くの人のそんな諦めに似た達観は、「神ぶり男」の手によって大きく裏切られることとなる。

こんな記録出ていいのか!?「神・ぶり男」の記録はなんと20.00秒ジャスト
そしてこの表情である

あまりの記録に吃驚する人たち。
この記録をたたえ、急遽賞状を作成することに。

文面からは開始して6日で最長不倒を出されてしまった悔しさもにじみ出る

賞状は当センターのチーフの手によって「神・ぶり男」に授与。

うやうやしく受け取る「神・ぶり男」

挑戦者が毎日のように押し寄せるやませい。
青少年達の日常の少しの話題と、いつでも出来るエンターテイメントへの関心をくすぐるべく、ユースワーカーたちは「次の企画何にしよう」と頭をひねるのであった。

それにしても6日で終わりって、短すぎると思うのよね。