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清水焼の郷まつりレビュー(地域通貨べる活動)

秋が深まるにつれ、年末を思い、気もそぞろになりますね。

どうも、YAMASEIです。

 10月21日から23日にかけて、山科では「清水焼の郷まつり」が行われました。観光客も多く訪れるイベントだったのですが、新型コロナウイルスのまん延に伴って2年間開催を中止。未だ影響も気になる状況下での開催に、客足も気にかかりましたが、ふたを開けてみると大賑わい。

観光客の客足もほどよく戻る一方で
「地元の若者たちにもまつりに参加して一緒に盛り上げていきたい」
という、べるパートナー店舗「パティスリー ア・ラ・マ」の島田さんの思いも受け、べる活で青少年が出店のお手伝いに行きました。

巡回バスで清水焼団地へ。ご覧の通りのにぎわいっぷり!
おまつりの高揚感に、「べる活」青少年もテンションあがってます!
声かけや接客をしました!
なんとべる活中に完売。島田さんも青少年も楽しそう!

今回は、お世話になった「パティスリー ア・ラ・マ」店主の島田さんに、感想をインタビューしてきました。

Q. 久しぶりの清水焼団地まつりでしたね。いかがでしたか?

島田さん「3年ぶりの開催となりました。心待ちにしてくれていたお客様はもちろん出店側も主催さんもあつい想いがこみ上げてくる、いつもとは一味ちがう特別なイベントとなりました。新しくなったこともたくさんあり、かわったこと、無くなった事もありましたが、私が知る限り今年は一番多くのお客様でにぎわいました。そしてここ10年の中で、もしかしたらいままでで一番地元やましなの方が沢山きてくれた回となりました」

Q. 3日目には「とびだせ!べる活プロジェクト」として2人の青少年がお手伝いさせていただきました

島田さん「当日は朝から2人が来てくれるのを楽しみにまっていました。私にもお客様にも出展者仲間にも明るく元気に接してくれて周りからもほほえましく応援してもらい、そしてこちらも元気をもらいました。」

Q. 一番印象に残っているシーンは?

島田さん「お2人の頑張りもあり、活動時間中に商品が完売したことですね。最後の商品を購入いただいたお客様はファーストコンタクトから商品のお渡しまで2人で対応をしてくれました。」

Q. ご覧になっていて感じるものがあった、ということですね。

島田さん「マニュアルが無い中、自分で考えたり自分の言葉で丁寧に対応してくれているのが伝わってきました。商品が少なくなると『これだけしかないのか』という印象をもたれがちですが『これがあってよかった』『これを買えてよかった』と言ってくれる言葉選びをしてくれていたな、と感じます。一緒に仕事ができて嬉しかったです」

Q. 島田さんからご覧になって「地域通貨べる」ってなんですか?

島田さん「難しい質問ですね。仕事ではない、インターンシップでもない、ボランティアでもない、でも仕事でもあり、職場体験でもあり、地域貢献でもある活動。の報酬かな。"べる"をためるために活動をする若者もいれば、人に貢献できる活動をしたい、その結果"べる"をもらえる。という若者もいました。体験をしたい若者もいれば、地域や人との接点を求めている若者もいていろんな思いを持った若者が活動をして、それぞれが"べる"をもらう。アルバイトのお給料に似ている部分もあり、そうでない要素もあるところが参加してくれる青少年にとっても受け入れる側にとっても面白い部分であると思います」

 青少年達もよほど楽しかったのか、完売したのに「えー、もう終わり!?」と名残惜しそうでした。
 もしかしたら「地域通貨べる」はモチベーションの潤滑油なのかもしれません。お金とは違い、ちょっとした「ありがとう」だからこそ伝わる、共有できる思いがある。そんな体験のシーンに、やませいは寄り添っていきたいと思います。