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いつも通りと、チャレンジと、両方を楽しむ

背筋をまっすぐ伸ばして、いい姿勢でいると、褒められる。
ちゃんと机に座って、おとなしく勉強していると、褒められる。
真面目で、きちんとしているから、大丈夫と思われる。

そんな型の中に入っていることが、安全だから、そうしてきた。
でも、実は、自由にくねくねと体を動かして、踊りたい私がいるし、
のびのび、腹の底から大声を出して、叫びたい私がいる。

自分が自分にはめてしまった型の中から、出たい欲求があるから、
「このままじゃ、いやだ!」と思う。

「そこから出たら、危険がいっぱいだよ!」と言われると、
一瞬ひるむけど、
「でも、やっぱり、出てみたい! それをしないまま終わるのは、嫌だ!」
と、ずっと、私の心が言い続けている。

「チャレンジ」という言葉に、あこがれるけれど、
ものすごい「チャレンジ」をしていないと、チャレンジじゃない!
という、何となくの思い込みが、私の中にあるから、
「そんな大変なことをするのは、怖い」と思っていた。

いつも、自分の出来る範囲のことを、無難にこなして、
「私は、ちゃんとできる人」として、振舞っていた。

でも、それは、いいことではあるけれど、退屈なことでもある。
「できる」とわかっていることしかしないから、失敗は、ほぼない。

そういう生き方もあるけれど、私はやっぱり、それでは満足できなかった。
なのに、
「失敗したら、どうしよう」
「そんな大それたチャレンジなんて、私には、できない」
と、尻込みしていた。

退屈な人生と、チャレンジングな人生。
そんな風に二択で考えているから、
怖くてチャレンジの方に行けないのだ、と思った。

いつも通りの安全領域と、チャレンジして変化していく領域と、
両方持てばいい。

そして、
「これくらいのチャレンジができない自分は、ダメだ」
「だから、これを ”やらねばならない”」
という動機ではなくて、
「”やってみたい” から、やろう!」
という単純な動機で、やりたい。

同じことをする場合でも、
動機の持ち方で、楽しさが、違ってくる。
楽しみながら、チャレンジしたい。

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