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決めるだけ

「私は、本当は、何をしたいのかなあ」
心に聞いてみても、答えが出てこない。
「どうしようかなあ」

何も、答えが出てこないまま、
ぼーっと、昔を思い返していた。

そういえば、光と緑が大好きなのは、小さな頃から変わらないなあ。
大好きな机に向かっていると安心していた頃と、何だか今も同じだなあ。

ふと、「決める」という言葉が、心に浮かんだ。
「そうか、探すんじゃなくて、”決める” だね!」

自己主張が少なかった私でも、
よくよく思い返すと、
自分で「決めた」ことは、確かに、あった。

道具を揃えるのが楽で、始めやすそうだったから、くらいの理由で選んだバドミントンクラブ、やってみたら、結構楽しくて、ハマった。

親は近くの高校でいいと言ったけれど、
自分の可能性を追ってみたくて、自分で選んだ高校、
とっても充実していて、楽しかった。

さんざん迷った挙句に、自分の「知りたい」欲求を優先して選んだ大学の学部、自分の人生にとって大きな出会いがあり、心満たされる生活を送った。

就職先も、学びの延長のような選び方をしたけれど、いろいろな経験ができて、よかったと思う。

それらの選択が、正解だったかどうかはわからないし、必然だったかどうかもわからないけれど、自分で選んで、選んだことを生きてきて、「よかったなあ」と思えている。

「自分が、何を ”選ぶ” と決めるのか」、そこに意識を向けよう、と思った。


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