丁度いいあんばいに、自分のあり方を、調整する
走りながら、昔の自分を、思い出していた。
その時は、わからなかったけれど、
今から思えば、ずいぶんと、一生懸命で、真面目すぎて、
厳しくて、他の人にとっては、怖かったんじゃないかな、と思う。
自分では、何でもビシッとできる鋭さが、格好いいと思っていて、
お客様のために、きちんと、しっかり、やらねばという思いと重なって、
完璧なマシーンのような生き方をしていたなあ、と思う。
今は、その時とは真逆のような、柔らかい自分でありたいと思いながら、
過ごしている。
過去の自分は苦しかったから、過去の自分に戻るつもりはないけれど、
でも時々、過去の自分が顔を出す時がある。
きっちり、正確に、ロジカルに、物事を進めていくことが、
気持ちいいと感じるのは事実だし、たぶん、好きなのだと思う。
今の自分のあり方の方が、ずっと好きだけれど、
過去の自分はダメだから、戻らない、と否定してしまうと、
自分の得意な部分を生かす機会が1つ失われて、
どこか物足りない感じがするのも事実。
二重人格のようだけれど、両方の真逆の自分があっていいんじゃない?
と思う。
柔らかさをベースにしながら、鋭さも持ち合わせていれば、いい。
過去の自分を否定するのではなく、
過去の自分もいていいし、
やっぱりこれがいい、こうなりたい、という自分も加えていき、
丁度いいあんばいに、調整する、
それくらいの感じが、余計な力が入らず、心地いい気がする。
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