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一番大切な自分の願いに従う

「もうちょっと、もうちょっと」と言いながら、
明日までにやらなければいけないことを、早く片付けたくて、
そのことに、どっぷり浸かったまま、どんどん時間が過ぎていく。

「とにかく、片付けなくちゃ」と、やり続ける自分を、
まるで、わき目もふらずに突進していく闘牛のように感じながら、
頭の片隅で、
「何で、そこまでやらなきゃいけないの? いい加減にしなよ!」
「何で、あなたのやりたいことを、置き去りにしているの?」
と、ささやく自分に、
「だって、仕方ないじゃない」と言い訳して、
そのつぶやきを、無視し続けている自分に、悲しさを覚えている。
でも、片付けないと、気になって仕方がない自分もいる。

私はいつも、この矛盾した状態を、繰り返しているね!
どうして、そこから、抜けられないのかな?

う~ん・・・と、立ち止まって、よくよく考えてみた。
「やりたいことを、何でやらないの?」と頭が説得しようとしても、
「だって、やらなきゃいけないことを片付けないと、気持ち悪いんだもん」
と、心が思っているから、変われないんじゃない?

「でもね、この自分の状態、本当は、悲しいんだ!」
「”面倒くさい” から、軌道修正しないでいるのは、楽だけど、違う、と思ってるよね」
「本当はやりたいことを、やるのが大変そうで、楽な方に逃げてるんじゃないかな」

「方向転換するのは、面倒くさい」
「やらなきゃいけないことを片付けて、スッキリしたい」
という表面の感情の、もっと奥の方に、
「そんなことばかりしている自分が、悲しい」
「本当にやりたいことを、やりたいのに」
という気持ちがあって、
その気持ちに沿うためには、
面倒くさいとか、恐いとかいう気持ちを、乗り越える勇気が必要なんだ、
と思った。

表面の感情じゃなくて、
もっと心の奥の方の、深いところに隠れている、一番大切な自分の願いに従うことを、していこう、と思った。


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