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2023年

最近、時間が過ぎる体感速度が早すぎてビビってます。気づけばもう年末。大勢に向けた発信があまり好きではないのでこれまではブログから距離を置いてきたわけなんですが、会社が採用フェーズに入り、そんなこといってられなくなってきたので、発信活動をちゃんとやっていきます。

Stackを初めて知る方へ
Stack(旧Appify Technologies)は小売企業向けにShopifyの拡張機能やSaaS型の基幹システムを提供しており、MAISON SPECIAL / アークテリクス / 日清食品 / ANKERをはじめ、200ショップ以上に導入いただいています。社員数は自分を含めて11人(内定含むと14人)、業務委託を含めると35名ほどです。

2023年をまとめると

2023年はShopify事業が堅調に伸びて導入ショップは200を突破。11月にはTSIホールディングスと長い間温めてきたSaaS型の基幹システム「SQ」を発表しました。Shopify事業の年間GMVはもうすぐ400億円、期末 (2024年3月) ARRも3億円ほどで着地予定と、11人という少数精鋭チームにしてはなかなか大きな結果を出せたんじゃないかと思います。Shopifyの拡張機能は基盤が安定して開発効率が大きく上がり、利益率も2倍近く伸びました。これが基幹システム事業への投資をある程度カバーしてくれています。

2024年にやること

来年は事業と組織の両方をしっかり成長させながら、次の展開に向けて3つ目の事業を仕込んでいきます。事業面では Shopify事業を最低2倍伸ばし、基幹システム事業も黒字化 させます。

年明けにShopifyの拡張機能を新しく2つリリース予定で、その内の一つは初年度にARR1億以上を叩き出せるポテンシャルがあると思います。基幹システム事業は既にプロジェクトが始まっている会社も含め10社前後が導入になりそうです。SQの導入を行うプロフェッショナルサービスチームの立ち上げから専門領域のリードエンジニア採用まで、やることはたくさんありますが、平均80点以上を出せさえすればStackが絶対に勝ちます。

募集内容的にも給与額にもスタートアップにしては面白いポジションはこの辺だと思います。WMSは来年の注力領域なんですが、Stackのこれまでの経験的には全くのドメイン外。2年以内に500億~規模の企業でも耐えうるエンタープライズ特化の仕組みを構築するために年収1200万円からで募集を始めます。

もう一つはドキュメントエンジニア。導入企業向けのヘルプページ(ガイド/APIドキュメント)をフルタイムでマネジメントします。エンジニアリング、ライティング、クリエイティブと最も幅広く能力が求められる難しいポジションだと思います。

組織的にはビジネス側も開発側も事業の裁量権を持つメンバーを増やしていきます。今後増えていくメンバーも含め、社内から育ってくれるのがベストですが、多分、外から採用してくる数の方が多くなるでしょう。ここでの僕のスタンスは、すでに名の知れている大御所からではなく、これから頭角を現す新しい人たち、もしくは全く違う業界から発掘していくということです。大きなことを成し遂げたチームのトップではなく、二番手、三番手だった人に来てほしいです。

出典:キングダム (何巻だったか忘れた)

最後に少し関係ない話ですが、先日忘年会でグリーCTOの藤本さんと1年ぶりに会いました。藤本さんには会社の創業前からお世話になっていて、創業時にも出資してもらっています。そこでふと藤本さんが「ゆずしおへの出資はおもしろみたさのエンタメ枠だったんだけどなー。なんかうまくいっちゃってんだよなー」(元の期待値が低すぎた) ってぼやいていていました。どんな土俵でも「発想の上をいく意外性と成功」を叩き出す のが楽しいんだと思います。

それではみなさん、良いお年をー!

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