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リディスカバリー ウィズ Ingress

Ingressというものをご存知だろうか。

Ingressは2013年頃からサービスを開始した、
Nianticが提供するオンラインゲーム。

2016年頃にポケモンGOが世界中で大流行したが、
それの基礎的存在とも言えるのがIngressだ。

通常、ゲームというのはそこにとどまってプレイするというのが一般的であるが、Ingressはそうではない。

盤面は現実の世界。
実際に外に出てプレイするのがこのゲームの大きな特徴である。

私はIngressを2018年頃からプレイしている。
とは言いつつも、本格的にやり始めたのはつい最近の出来事である。

そのきっかけとIngressを本格的にやり始めたことによる効果を紹介したい。

きっかけ1: 外出自粛

2020年のパンデミックにより、外出自粛が叫ばれるようになった。

無論私も外出自粛をするようになり、オンラインによる作業が多くなった。

それに伴い、パンデミック前にできていた外出が一切できなくなっていた。

きっかけ2: うつ病

2021年の後半頃に精神が滅入ってしまい、
調子が悪くなっていった。

11月頃には身体的な不調も見え始め、医師に相談することになった。

そこでうつ病と診断され、
療養のために自宅に籠もることが多くなってしまった。

やり始めた効果

これらのきっかけでIngressをやり始めたことにより、
次のような効果が現れた。

外出をするきっかけができる

先程も言ったとおり、
Ingressは外に出なければプレイすることができない。

出先をマップで下調べすることで、
見える範囲のに沢山のリンクが貼られた別陣営のポータルがある、
自陣営のフィールドが作れそう、訪問したことのないポータルが見える、
などの目標を立てることができる。

そうすることで外出するきっかけを作ることができ、
「外出をする」という目的を達成することができるのだ。

歴史的建造物などに触れ合う機会が作れる

Ingressは主に歴史的建造物やアートなどといったものが、
ポータルというものになっている。
寺院や神社、公園などがこれにあたる。

こうしたものがポータルとなっていることにより、
その成り立ちなどが感じ取れる。

歩くことの特典

Ingressには「キネティックカプセル」というものがある。

これは予めアイテムを設定し、歩くことで、
希少なアイテムを入手することができる特別なカプセルだ。

これらの希少なアイテムはポータルに適用するために必要であり、
適用することで、他陣営の攻撃を緩和したり、
ハック(ポータルに近づいてアイテムを入手する方法)をしやすくすることができる。

また、ミッションというものもある。

これはユーザーが作成できるもので、
主に指定されたポータルへ向かってハックなどして進めていくというもの。

ミッションを完了するとミッションメダルというものが得られ、
アイコンとして自分のプロフィールに表示されるようになる。

中には複数のミッションがあり、
一通りやると一つの大きな写真やイラストになるミッションもある。

リディスカバリー ウィズ Ingress

2018年頃からやっていたIngressを本格的にまたやり始めたことにより、
自分に対する効果がこうして生まれてきた。

また、意外に知らなかった周辺地域の再探索がIngressを通じてできている。

例えばこんなところに寺院や神社がある、こういう建物もあるのか、などといった再発見である。

こういった再発見が、外出したい意欲を引き立たせてくれる。

今後もIngressを通じた地域の「リディスカバリー」を、今後も続けていきたいと思う。


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