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音楽理論の何が面白いんだろう

「休みの日は何をしているの?」と、誰しもよく聞くし聞かれると思うんですけど、僕は毎回面白くない回答をしてしまいます。他の人が聞いてもたぶん、面白そう、とは思えないだろうなと思うからです。
だいたい3通りで、寝るか、散歩するか、本を読む(または勉強する)か、です。おじいちゃんみたいだな、と自分でも思います。散歩するにしても、たとえば浅草みたいな、観光名所的なところだと面白みもあるし、本を読むにしても、映画の原作や面白い小説だとまだ救いがあるような気がしているのですが、散歩はただ川沿いを歩くだけですし、読書は新渡戸稲造とか荘子とかなので、本当に面白みがない。笑

とはいえ自分では結構こういう時間が好きで、最近は特に勉強が面白い期が来ているような気がします。

ジャズピアノを弾けるようになりたいという気まぐれから、音楽理論の勉強をしています。勉強というと仰々しい感じがするのですが、昔の自分で言うところの、テレビを見るような、漫画を読むような気持ちでできている気がします。SoundQuestというサイトがめちゃめちゃ良い件についてという記事(何回も引き合いに出している)でも褒め称えすぎているんですが、このサイトをどんどん読み進めていっているような感じです。
そして最近見つけたのがこちらのチャンネル

最初の最初、ぐらいの内容ですが、体系的に分かりやすく説明されていて、喋りもテンポが良くて、素晴らしいなと思います。(音楽理論をマスターしてる人、賢い人多すぎない?)

勉強はともするとこんな感じになっちゃう↓

んですが、そうならないように気を付けつつ、面白いと思える気持ちも大切にしつつ、続けていきたいなぁと思っています。

ところで、自分がなぜ勉強を「面白い」と感じるんだろう、という疑問が湧いてきました。今日はそれをなんとなく考えていきたいなと思います。

そもそも勉強とは何ぞやということですが、「これまで知らなかったことを知ること」という風に定義したいと思います。これには、単に新しい知識を得る(新しい情報や言葉を知る)ことと、新しい捉え方を手に入れる(情報と情報の新しい繋がりや関係性を発見する、体系化する)ことが含まれるような気がします。

僕が勉強を面白いなと思うのは、おそらく後者の「新しい捉え方を手に入れる」ことによるものだなと思います。

例えば以下の記事。

ドリア旋法という音階について書かれている記事なんですけど、個人的にはこのサイトの中でもかなり面白いなと思った記事です。それは、こんな音階があるんだ、とか、ドリア旋法って言うんだ、みたいな面白さではなく、「ゲーム音楽とかに漂う『あの感じ』ってこの音階によるものだったんだ」というような発見の面白さです。
「今までの経験(感覚的なもの)」と「今知った情報」がピカーンと(?)繋がったような、そんな気持ちよさがあるなぁと。ここが繋がると、「あの感じがする曲、実はドリア旋法なのでは??」みたいな興味が湧いてきて、面白いです。

これのイントロ、ドリア旋法かなと思ったりするんですが、多分違う(違うんかい)

こういう、繋がっていく感じが楽しいなと思ったりします。
これは感覚的なものが意識的なもの(言語化できるもの)に変わっていく快感でもあるように思います。解像度が上がっていくというか、そんな感じです。
そう考えると前者の「新しい知識を得る(新しい情報や言葉を知る)」こととも少し共通部分はありそうですね。

それで言うと僕の好きなMBさんの動画も、感覚的なものを言語化してくれているから好きなのかもしれないです。(紹介する動画が多くてごめんなさい笑 時間のある時にご覧ください。)

好きなものをたくさん紹介する記事になっちゃいました。

また何か考え事したらnoteに投稿していきますねー

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