見出し画像

広島が舞台の青春小説~『流星コーリング』読了

文庫本、各社によって紙の色や質感など違いますよね。その中でも、僕は「ポプラ文庫」が結構好きです。紙が厚くハリがあって、字体も結構大きくて読みやすいんですよね。
そんなポプラ文庫の新刊です。

青の装丁がとっても鮮やかでキレイです。作者の河邊徹さん、初めて読む作家さんでした。WEAVERというバンドのドラマーも務めているそうです、多才ですね…。

僕はいまだに(?)、青春小説が好きなアラフォー男です。こちらは広島を舞台にした青春小説と聞いて手にとってみました。天文部の高校生男女4人、その中の「りょう」と「詩織」が付き合ってるんですが、広島弁で交わされる会話がとても微笑ましく、ニヤニヤしながら読んでいました(笑)。天文部だけあって、天体や星の話がなんともロマンティック。受験に向け2人の仲は…と定番のストーリーが進んでいくものと思いきや、それだけではありませんでした…!

タイトルの「流星コーリング」の意味も最後まで読むとわかります…。爽やかで切なくほろ苦い、一気読みの青春小説でした!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?