走るの大嫌いだった私がフルマラソンに挑戦して、人生が変わったお話
ずっと、運動なんて無縁で生きていました。
部活は、ずっと音楽系の文化部。
運動経験といえば、体育の授業とラウンドワンくらい。(笑)
そんなわたしが、突然マラソンに挑戦することになり、フルマラソンを完走。
人生観が、大きく変わったお話です。
マラソンって聞くだけで、「絶対私には無理！！！」と言っている方ほど、読んでみてほしいな、と思います。
わたしも
「絶対私には無理！！！」
「走るの嫌い！」
「運動疲れるからやだ！」
と言っていた人なので…(笑)
きっかけは、当時やっていたMLMのメンバーの誘い
わたしは、20代の時に築き上げた(？)、お金にまつわる黒歴史をいくつか持っています。
その1つが、ネットワークビジネス(MLM)の経験です…。
これについては、また今度詳しく記事にするとして…。。。
当時やっていたMLMのメンバーたちの間で、なぜかマラソン挑戦がブームでした。
ほとんどの人が、挑戦していました。
「もちろん、ゆずりんごちゃんもやるよね？」とメンバーたちに言われ…
その時は私も、「自分を変えたい！」という思いが強い頃だったので、挑戦してみることになりました。
練習開始から2ヶ月、ハーフマラソンに挑戦
2014年3月
まずは、マラソン用のシューズを購入。
足のサイズとか形とか、そういうのも機械で測ってもらって、自分に合った靴を購入しました。
雪が溶けて4月、やっと外で走れる環境になりました。
まず目指すは、2ヶ月後のハーフマラソン(いきなりw)
初めて練習した日、走れた距離はたったの1km…
走れる気がしなかったけど、それでももう大会にエントリーしてしまっていて引き返せません。
できるだけ毎日、少しずつ走って、走ることに慣れていくようにしました。
2014年6月
北海道千歳JAL国際マラソン
ハーフを、2時間56分で完走しました！
この日更新した、わたしのFacebookの投稿がこちら。
晩年吹奏楽部で
運動なんて体育とラウンドワンでしかしたことなくて
体育の1000mが大嫌いで
そもそも運動音痴なわたしが
千歳のJALマラソンに参加＼(^o^)／ハーフ完走(^ ^)♪
人間、ほんっとに変わりたいって思って一歩踏み出せば、絶対変われる(°_°)！まさかわたしがマラソン走る日が来るとは…(￣▽￣)
こんな機会をくれた仲間たちとの出会いに感謝♡
青い空←青過ぎて軽くひいた
眩しいくらいの木の緑
心地よい木漏れ日
すっごく気持ちよくて楽しかった〜（≧∇≦）
途中カロリーメイト食べたら、口の中ばっさばさになって死ぬかと思った。笑
次はフルマラソンに挑戦だぁ〜d(￣ ￣)いろいろ準備しなきゃ♪
この顔文字の使い方が懐かしいし、MLMやっている人の投稿っぽくて、気持ち悪いですね(笑)
でも、変わろうと思って踏み出して変われたことは、本当です。
そして、MLMのメンバーはみんなフルマラソンにチャレンジしていたので、私の次の目標は
フルマラソン完走
となりました。
1年後、フルマラソンに挑戦
初めてのハーフマラソン完走から1年
2015年5月
北海道洞爺湖マラソン
フルマラソン42.195km、初挑戦。
練習は、普段の練習は5kmくらい。
3日に1回は休むペースで、できる限り毎日。
時間ある時は8kmくらい。
そして、最長でも15kmくらいしか走りませんでした…。
洞爺湖マラソンの制限時間は、5時間半。
ハーフマラソンが3時間かかったので、途中で回収される気満々で挑みました。
そして、その日投稿したFacebookがこちら。
＊洞爺湖マラソン＊
事件。
初めてのフルマラソン42.195km、うっかり完走。笑
去年の千歳JALマラソンがハーフで3時間だったので、ハーフちょいで回収される気満々で、完走なんて1ミリも想定してなかったのに…（´-`）.｡oO（
足痛すぎて途中何度も諦めかけたけど、執念の完走(￣▽￣)
一緒に完走してくれた皆さんに感謝しかありません。
自分の限界は結局自分が決めてるんだなーって思ったし、人間やれないことってほとんどないんだなーって学びましたd(￣ ￣)
ヨチヨチ歩きなんてそんなかわいい言葉じゃ済まされないくらい、足痛すぎてほんとに歩けなくて、日常生活に支障しかないけど、めっちゃ楽しかった*\(^o^)/*♡
なんと、初めてのフルマラソン、完走してしまったのです…！
タイムは、5時間20分。
途中で回収されるメンバーも多かった中、わたしは完走できたのです…！
生きる自信になりました。
必死に食らいついていく大切さも、学びました。
完走後、ほとんど歩けない足の痛さの中、100kmの距離を自分で運転して帰ったことも、忘れられません(笑)
沖縄NAHAマラソンが楽しかった！
達成できるということが嬉しくて、その後も5年間で
4回フルマラソン
4回ハーフマラソン
に挑戦し、全部完走することができました！
どれも制限時間ギリギリでの完走でしたが、一度もリタイアせずにゴールできたことは、今でも自分の誇りです。
そんな中で、一番楽しかったのは沖縄のNAHAマラソン。
2年連続で出ました！
普段暮らしている北海道とは全く違う、南国の空気に包まれたマラソン大会は、ただ走るだけではなく
「沖縄を楽しむ」
そんな感覚でした。
沿道では、地元の人たちがいっぱい応援してくれて、差し入れもたくさんありました。
それ以外にも、
走っている途中で、氷をくれた参加者の方がいたり
「そのスピードじゃ制限時間に間に合わないよ！」
と、声をかけてくれたおじさんがいたり。
人の温かさに支えられながら、楽しく走ることができました。
ただ、気候が2年ともとてもきつく…w
1年目2015年は、後半土砂降り☔
タイムは5時間59分。
2年目2016年は、12月なのに気温が27℃…☀️
暑さで、完走率が50%少し超えるくらいだったはず…
タイムは6時間10分。
マラソン自体はきつかったけど、その沖縄の雰囲気、達成感も相まって、風景や応援が私の心に深く刻まれています。
NAHAマラソンは、ただのマラソンではなく、沖縄の文化や人との交流が味わえる特別な体験でした。
フルマラソンが変えた私の人生観
マラソンを通して、私の人生観は大きく変わりました。
正直、当時やっていたMLMは今思えば「黒歴史」ですが、マラソンに挑戦できたことだけは感謝しています。
「挑戦すること」の大切さを教えてくれたから。
もともと
「走るなんて無理」
「フルマラソンなんて絶対できない」
と思っていたわたし。
完走できた瞬間、自分の限界がぐんと広がった気がしました。
フルマラソンは確かに辛い。
でも、やりきった時の達成感は何物にも代えがたいし、それが自分の自信にもつながりました。
完走する度に「自分にできないことなんてないんじゃない？」って思えるくらい、自己肯定感が高まりました。
人って、挑戦する前から「無理だ」と決めつけてしまうことが多いですよね。
でも、実際にやってみると、「あれ？意外とできるかも」と思うこともたくさんあります。
マラソンはその代表例。
あの時、無理やりでも挑戦していなければ、今の私は全く違った人生だったかもしれない。
コロナ禍になってからは、走ることをやめてしまいましたが、またいつか挑戦してみたいと思っています。
マラソンを通じて得た「自分にもできる」という感覚が、今の私を支えているから。
これからもいろいろなことに挑戦して、自己成長を続けていきたいと思います。
少し長文になりましたが、読んでいただきありがとうございます！
それでは、また。
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