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アーティゾン美術館「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山口晃 ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン」感想
2023年9月9日(土) 〜 11月19日(日)まで
アーティゾン美術館
「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山口晃 ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン」
ごあいさつ
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展示会に寄せて
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「感覚に集中して対象と同化して描くというのが古今東西制作の基本だと思いますが、感覚に集中することは正に生きているということであり、制作は生の全肯定なのです。恥ずかしいことをさらっと言ってみましたが、そういう内的動機に従うという当たり前のことが、無自覚に自身を制度の側に置きそれに従っていると、簡単に忘れられてしまいます。」
社会人をしていると、その制度に身をおいて、それに従わざるおえないため、自分だけの感覚に集中する時間がすごく減る、という風に読み替えて、すごく共感した。
「先達が彼らの時代の制度中にあって、己を刺しく「感覚」を実現させてきた格闘は、いつも私を励まします。」
社会人4年目も半ばで、かなり世の中に順応してきつつあるのだけれど、私も、まだまだ自分だけの感覚・直観はずっと大事にしていきたいと改めて思った。
これからも、意識的に一人だけの時間、はとっていきたい。
《テイル オブ トーキョー》(2023)
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侍がいたかと思えば
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スーツを着た女性がいたり
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自動車が走っていたり
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建物の時代背景も様々だった。
ただ田舎風景は書かれていないような気がするので(=すべて東京の風景?)、そのあたりも《テイル オブ トーキョー》を体現しているのかもしれない。
よく見ると川の下に地下鉄風景があり、断面図になっている。
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基本的に黄色い雲なのだが、この部分の雲だけミドリやオレンジなど、色が違う。
地上は黄色い雲、で地下はほかの色なのだろうか。
《来迎圖》(2015)
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筆のタッチが固定的じゃない柔らかい感じが夢とうつつの境界線が薄い印象を出しているのだろうか。
しっかりした線(左下の人たち)がその場にいる人で、そのほか(淡い色の中など)は回想シーンに見える。
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メモ
創造の現場―映画と写真による芸術家の記録
金山平三《雪の大石田》
(山形県大石田が舞台)
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ブリューゲル《雪中の狩人》に似ている
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