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「楽しかった花火が終わったら推しが活動終了をお知らせしていた件について」

「好きなVtuberといえば?」と聞かれたら真っ先に名前をあげるVtuberがいる。
それが、にじさんじ所属バーチャルライバーの黛灰。

その、にじさんじ所属バーチャルライバーの黛灰が現実世界に生きる私たちが観測できる物語の主役をやめてバーチャル世界の片隅に生きるキャラクターに戻るらしい。

勿論それを知ったのは7月2日にあった7月の予定告知の配信…………ではなく、その後の黛のツイートの通知だった。
ちなみに黛がそんな配信してる時、私はめちゃくちゃ楽しく友達と花火をしていた。楽しかった花火が終わって室内に戻ったらこの仕打ちである。(当たり前なんだけど黛はもちろん1ミリも悪くなくて奇跡的に変な噛み合わせが起こっただけである。正直そんな奇跡はいらなかった。)

「楽しかった花火が終わったら推しが活動終了をお知らせしていた件について」
私が主人公のラノベができてしまった。私ならこの本は買わない。
そう、私は友達と馬鹿みたいにはしゃいでいたので通知を見た直後は理解が出来ず実感も湧かず、ただひたすら「え……黛やめるって…。やめるらしい。え、やめるらしい……。やめるって……。」みたいなことを延々と言っていた。精神崩壊。
正直申し訳なかった。お通夜にするまいと頑張ったけど私の心境としては友達と一緒にいる時でよかったのかもしれない。

ひとりだったらきっと独りで配信を見てた。
配信を見てたら黛の「声」でその話を受け止めなくてはならなかった。
「文字」でのお知らせは感情が出にくく平坦な印象を受ける。けれど「声」には温度も感情もある。
活動終了のお知らせを「声」で最初から受け止めていたらもっと情緒がぐちゃぐちゃだったかもしれない。
その世界線の私はここにはいないのでもう誰もそれを知る術はないけれど。
そのおかげ(?)もあって例の告知のアーカイブは比較的に穏やかな気持ちで見れた。だって活動終了の事実は変わらないしね。

しかしアーカイブはきちんと見たけどツッコミどころが多過ぎる!!!!
・リスナーにとって割とネガティブなご報告をポップな書体とカラーでお知らせするな。どう言う感情で見ればいいんだ……。
・しかもそのポップ書体の背景を飯屋カラーにしてリスナーを泣かすな。意図的ならいいけど無意識だったら怒るぞ私は。
・ゆっくり解説とか言うちょっと騒ついた例のアレを持ってきて笑わすな。完成度が高過ぎるし動画も投稿してくれてありがとう。笑ってしまった。
・香典スパチャはおもしろいから絶対にやってくれ。香典くらい贈らせてほしい。私はいつもタイミングが悪くて黛にスパチャをまだ投げつけられていないんだ。頼むから香典スパチャくらいは投げたい。あと正直その発想が面白くて大好きだから実現して配信者の黛灰を終わってほしい。面白いと思ったことひとつでも多く実現してほしいよ。
……やーい!やーい!黛のエンターテイナー!!!!!!隙あらば面白さが滲み出てやんのー!!!!!!!!!!!!!これだから私は黛を推してんのよ……。

残りの約1か月間、毎日私たちにエンターテイメントを用意してくれて嬉しい。その選択肢って全然とらなくてもいい選択肢だろうから。……未来に持ってける思い出をたくさん用意してくれてありがとう。
ボイスも盛りだくさんで嬉しい。黛を推すようになって、黛のボイスは毎回買う。再販が出たら買う。それくらい黛のボイスが好きだから。
それまで割とボイスって聞くと羞恥が強くて苦手だったんだけど黛のおかげて認識が変わった。今じゃボイス系も軽率に買うようになった。楽しめることが増えて人生楽しい。黛のおかげ。黛を勝手に応援してたら私の人生豊かになった。でも黛は活動終了するんだけどな!!!!!!!全然実感ないけど。
リスナーへの配慮もありがたい。手に取れる機会をたくさんくれてありがとう。私は黛の懐にお金が入る期間でボイスを買います。そういう選択肢をくれてありがとう。

理由についても話せる範囲で話してくれてありがとう。
全て勝手な憶測だけど「方向性の違い」という理由に素直に納得はしました。それが悪いことではないとは思うけどやっぱり譲れないものってみんな一つくらいは持ってるもんね。
方向性の違いに関しては特定の誰かを責めたところでどうにかなるものではないかなぁと思うので言及しないことにします。言及しても覆らないなら無駄な亀裂はつくる必要がないので。

正直ここまで書いてもまだ黛灰が活動終了する実感が湧かない。
黛、活動終了するらしい…って他人事の感覚なんだ。最終日になったら実感湧くのかな。全然わからん。
そりゃもう滅茶苦茶悲しいししんどいし推しは推せるうちに推せはガチなんだなぁって再認識させられたけど、人が決めた自分の人生にケチつけるのは失礼だからね。しばらくは悲しむけど最終的には明るい気持ちで送り出したいな……そんな気持ち。


色々楽しい配信をありがとう。
鈴鳴家見返せないまま一年以上経ったけど無事にまだまだ見返せなさそうです。許さん。
黛のボイスが本当に好き。私に新しい「好き」を増やしてくれてありがとう。好きが多くなって私の人生豊かになった。
ふわぐさ3Dライブで舞台に立ってくれて本当にありがとう。これは2人にも本当に感謝している。飯屋が大好きだ。
残りの約1か月も引き続きよろしく。
それ以降は過去の黛のアーカイブを見たりボイスを聞いたりして私は現実世界の何処かで生きてゆきます。
黛は黛灰としてバーチャル世界の何処かで自分の思うがままに生きていってもらえたら幸いです。


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