天界の生物たち ~恋のキューピッド~

初めに

この話はみあんとは一切関係ありません。
断じて、みあんとは関係ありません。

自己紹介

僕はキューピッドナンバー121。今日は人間界に行く。神様が創った人間というもののキューピッドになる。

アリス

「僕は君の恋のキューピッド。悩み事を聞かせて。力になるよ。」
「私はアリス。学校一のモテ男子、ルク君が好きなんだけど、ルク君のこと、美甘も好きみたいでね。」
「そうか。」
アリスさんの恋を叶えるのが僕の役目。だけど、胸がチクチクする。でもね、神様は言うんだ。恋を叶える相手に、特別な感情を抱いてはいけないって。僕は優秀だから、そんなことしない。無理なんてしてないよ。僕は、傷ついてりしていない。
「あの・・・・・・。」
分かってる。
「こうすればいい。
1,友達になる
2,遊びに誘う
3,仲良くなってきたら、告白
4,振られても友達として付き合ってもらう
4,告白が成功したらOK
ということでいいかな?」
「ありがとうございます!友達にはなっているから、とりあえずもうちょい仲良くなって、遊びに誘うとこまで実行してみます!」
うまくいくといいな。僕は神様のところへ帰った。

アリスの様子

アリスは、ルクに話しかけた。
「ルク君。おはよう!今度の日曜日空いてる?莉々とムクと私でお出かけしない?」
ルクは戸惑ったが、
「いいよ。」
といった。莉々とムクはクラスメイトである。

映画

見る映画はホラーである。アリスは
「ルク君、怖いよー。」
といって距離を縮めた。ルクは
「大丈夫だ。」
と震える声で言った。そうだ。この映画はとてつもなく怖いのだ。距離が縮まったこともわからないくらい。

そして映画が終わった。アリスとルク、莉々とムクは死にかけの状態で映画館から出て行った。

そして、何度かこのメンバーで遊んだ。アリスとルクもある程度は仲良くなってきたのだが・・・・・・。

また呼び出されました!

僕はまた彼女に呼び出された。
「どうしたんだい?」
「何時、2人になれるかな。どんな言葉で告白すればいいかな。」
彼女に僕は答えた。
「放課後に教室で待ってもらっといて。それで告白する。言葉は、
ずっと好きでした!付き合ってくれませんか?もし無理だったとしたら、友達として接して下さい。
で決定だ。自分でアレンジしてもいい。」

放課後

僕は彼女に話しかけた。
「成功するおまじないもかけといた。」
「ありがとう。」
ああ、どうして素直になれないのだろう。
「じゃあ、行ってきます。」
次に会う時の彼女はルクの彼女になってるんだな。仕方ないか。
”僕は君のキューピッドだから”
「うぉっほっほっほほ。」
わぁ!
「か、神様!ど、どうされましたか?」
「キューピッドナンバー121、何で自分の思いを伝えない。」
「だって、彼女の思いを大切にしないと・・・・・・。」
「それは、彼女の思いを言い訳にしているだけじゃないか。まあ、これがキューピッドの仕事だしな。」
神様は僕を励ましてくれた。けど僕はね、
「神様。何か勘違いをしていませんか?」
「へ?」
そうだ。僕は惚れっぽい。
「僕は惚れっぽいから、すぐに彼女のことは忘れられます。」
「そうか。なら、良かった?」

一方そのころ・・・・・・

「ずっと好きでした!付き合ってくれませんか?もし無理だったとしたら、友達として接して下さい。」
とアリスが告白していた。ルクは
「ありがとう。付き合うよ。」
といった。
「これからもよろしくお願いします”!」
元気よくアリスはそう言った。

やりました!

「女神様!僕、キューピッドとしての仕事をこなせました!」
「オホホホホ。それはよかったわねぇ。その調子で頑張ってね。キューピッドナンバー121。」
僕は優秀だ。だから、何も悲しいことだってない。
「キューピッドナンバー121ー。」
この声は小悪魔ナンバー21だ。じゃあねー。







































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