恋のキューピッドみあん~みあんのファン現る⁉~

私は恋のキューピット事務所を経営している・・・・・・
「みあん!お客さんよ!」
そう、私がみあん!120・・・ではなく、10歳。って誰が先に言ったのよ!このパターン、1回目じゃないような・・・・・・。
「速くー。」
この声はお姉ちゃん!
「はいはい、行くよ。」
私は私の部屋を出て、仕事部屋入る。

仕事部屋

「あの、その・・・・・・。」
そこに居た彼女はモジモジしていた。私は優しく
「どうしたの?」
と聞いてあげた。彼女は
「私、柚。」
と自己紹介をした。私が
「柚さん、どうしてここへ?」
と聞くと、柚さんは
「そりゃあ、みあんに相談する為ですよ。」
といった。私は呼び捨てされてびっくりした。呼び捨てされるのは仲いい人がいいなぁ。私は一応笑って
「どんな相談ですか?」
といった。柚さんは
「・・・・・・えっと、あの、えっと、なんだったっけ?」
と言い始めた。え?私は
「えっと?」
と聞いた。柚さんは言った。
「あ、あの、ゲームの世界の話です!」
へ?柚さんは
「あ、ネタバレしちゃダメだった!」
といった。え?ネタバレ?
「企画?」
と私は聞いた。柚さんは
「いえ。あの、相談してもよろしいでしょうか?」
と聞いた。私は
「はい。」
と頭の中がハテナのまま言った。柚さんは
「実は私、恋のキューピッドみあん読んでるんです!それでファンです!」
といった。私は
「ホント⁉嬉しい!」
と嬉しい感情が頂点になっていった。柚さんは
「あの、サインとか貰えたらな~って(うまく誤魔化せてよかった~)。」
といった。私は
「確かこの辺に・・・・・・。」
とサインを書いた紙を探した。
「えっと何をしているのです?」
と柚さん。私は
「サイン、いっぱい書いたのあるんだ!」
といった。この時の為にサイン考えてたの!柚さんは
「じゃあそれ貰いたいです!そのお礼と言っては何ですが、こちらを差し上げます。」
と言って小さなお守りのようなものをポケットから取り出した。
「それは?」
と私が聞くと、柚さんは
「あのこれ、ポケットに入れているといいことが起こったりするお守りなんです!」
といった。私はありがたく貰った。そして、サインを書いた紙を柚さんに渡した。柚さんは
「ありがとうございました!」
と言って逃げるようにドアを開けて帰っていった。ポケットにお守りを入れた途端、眠たくなった。
「スースー💤」

「あ、みあんここで寝てるの?運んどいてあげよ~。(りあん)」

ん~?あれ?私、寝てた?

”テーデン”

ん?ノンさんから連絡だ!何々?

〈ゲーム壊れたかも・・・・・・。手伝ってくれない?みーちゃん!〉
〈私今空いてるから一緒にやる?〉
〈やるやる!家に来て!〉

じゃ、行くかぁ。私はポケットの中に入っているものを確認した。
「ナニコレ魔界アイテム?柚さん魔界の人だったの⁉でも普通の人間っぽかったけどなぁ。」
と私は独り言を言った後、瞬間ワープ呪文を唱えた。
【マキカエイポケ!メヲツエイ!】
そうすると、ノンさんちの前に着いた。呪文、合ってたんだ。二分の一の確率で半径十メートル内に居る人たちが恋愛脳になる魔法なんだ~(危険すぎるだろ)!私はノンさんの家をピンポンした。それにしても。それにしてもノンさんの家、広そうだなぁ。


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