テキトーを重視して────────────7

ゆずまるです!恋無ちゃんとのコラボ小説です、前回↑


まぁ、色々あって寝る時間になった。
「ス~ス~」
寸也斗の規則正しい寝息が聞こえた。パッソコンの電源は切ってあるし、おれも寝るか~。というか、寸也斗寝るの速くね?
「ムニャムニャ・・・・・・。昴、好き・・・・・・。」
すっ⁉むえっ!すすすすす、す・・・・・・ふぇ?んえ?おれはアワアワとした。ちょっと待ってえ?えぇ・・・・・・。おれは焦ってパッソコンを開いた。
「こっちは寝てるんだよ、何か用か?昴。」
いつもは憎たらしいと思っていたパッソコンの声が、安心した。おれは
「検索する!すぐ終わるからパッソコン、検索するんだ!」
ととにかく言った。パッソコンは
「えぇ、、、まぁ良いわ。その代わり、明日は寸也斗君が私の持ち主になってくれるのよね♪後、ジュースも用意して♡」
と妄想した。おれは
「えぇ~。まぁ良いが。じゃあ。。。」
あれ?焦ってパッソコンを開いただけで、何を検索するか考えてなかった。あれ?これって単に、おれがジュース勝手損するだけ?なんか、意識が遠くなっていってるような気がしないようなこともn────────────────

あっ、気づいたら寝ていた。おれが目を覚ますと、寸也斗がパッソコンと会話しているのが見えた。
「寸也斗く~ん♡あのね~♡昴が~♡ジュース買ってくれるの~♡ついでに~♡寸也斗君の分も~♡買ってもらおうよ~♡」
は?ふざけんなよ!おれは絶対買わないからな!というかパソコンってぶりっ子するんだ。
「そうしてもらおうかな~。」
おれはそう言っている寸也斗の後ろに回り、圧を掛けた。
「す~や~と~く~ん?」
「ヒェッ。あっ、昴も起きたし、朝ご飯をレストランに───────────」
と寸也斗。
「昴のお金でね♡」
とうるさいパソコン野郎。
「そうはいかねぇからな!ピッタリ自分の分は払ってもらうぞ。」
とおれが言う。


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