ソフトウェアエンジニアやEMの面接でどういう質問をするのか?(スタンス面の話)

ここら辺は会社によって違うのかなと思います。会社が求める人物像に依存して質問が変わってくるためです。

ただ、次のような項目はどこの会社でも共通してるのではないのでしょうか。

・ネガティブメンバーではない人
・ロジカルな人
・HRTが守られる人
・適切な視座を持っている人
・他責すぎない人

ネガティブメンバーについては、  誰も教えてくれないネガティブメンバーマネジメント  の記事を見てください。
また、視座については「 視座の可視化 」も参考になります。

これらのことを面接で聞き出すにはなかなか難しいことで、そもそも無理と結論づけている人もいます。ですが、それでも面接でそういったことを聞き出せるように自分は次のような質問をしています。というのがこの記事の主題です。

では、つらつらと質問集をあげていきます。

・「 今回転職活動に至った理由はなんでしょうか?」
・「弊社を志望した理由はなんでしょうか?」

転職理由があまりにネガティブでないかを確認します。ネガティブな理由で転職してはいけないということではなく、そこにネガティブメンバー的要素がないかを確認したいです。

・「将来どのようなキャリアを考えていますか?」
・「将来像と現在の差分は何だと考えていますか?」
・「その差分を埋めるために、何かやっていることはありますか?」

回答の一貫性を確認します。また、その差分を埋めるために何をやっているかを聞くことで、行動できる人か、さらに戦略的かどうかなどが垣間見えます。

・「これまでの業務で発生した課題を一つ教えてください」
・「その課題はどのような結果になりましたか?」

その方がどのレイヤーの課題に目を向けているかが、すなわち視座の高さがわかります。先ほど紹介した「 視座の可視化 」にも、ここらへんについて触れられています。また、どういうコミュニケーションをしたか、HRTを意識していたかもわかることがあります。

・「どんな人と一緒に働きたいですか?」

カルチャーマッチを確認します。回答によっては仕事のスタンスなどもわかります。

・「普段、最新の技術屋トレンドについて、どのように情報を集めていますか?

情報感度の高さ、学習能力、成長意欲や姿勢が垣間見得ます

・(マネージャーの場合)「若手の育成について、どうすれば若手は成長すると思いますか?」

戦略的に育成についてコミットしてきたかなどが垣間見えます。会社の成長戦略とあうかも確認できます。また、そもそもここに責任をもっていたのか?などもわかることがあります。

・(テックリードの場合)「会社によって違いますが、○○さんなりのテックリードのゴールや意義は何だと考えていますか?」

目的意識をもってテックリードを勤められているかなどがわかります。良い人ほど持論を持っているように思えます。それが会社にあうかどうか確認できます。

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