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ふるさと納税 「お得」のしくみ

ふるさと納税の「お得」(お金)を考えてみます。

▶この記事の目標 「ふるさと納税のお金の流れ」のイメージがわかる


ふるさと納税 なにがお得なの?

前回確認したとおり、ふるさと納税には、
・「どこに(場所)」
・「何のため(使途の特定)」 を反映することができます。

結局のところ、「払わねばならぬ税金」は変わらないのです。
払う事実はそのままに、支払先の特定をしつつ
”寄付金税制”を活用をしているのです。
(急に難しい単語でてきた・・)

ふるさと納”税”を理解しようとすることは、
税(所得税・住民税)の仕組みを知る必要があります。

「ふるさと納税のお得の仕組みは、『寄付金税制』による」というところまでイメージできれば十分ではないでしょうか

寄付金控除の効果がある人

「寄付」は、だれでも協力することができます。
ただ「寄付金控除」となると、
”控除”する対象が存在しないと
しくみの効果がでてこない・・・ということです。ここは重要です。←

「所得税や住民税を納めている方」が
寄附金控除を受けることができるわけです。
つまり、寄附金控除を受けるためには、
その納税者”本人”が、
ふるさと納税を行う必要があります。

控除する税金がないのに寄付をしたら、言葉とおり、ただの寄付・・・。

ふるさと納税(寄付金控除)の効果はいつ

「ふるさと納税」は、いつでも行うことができます。

ただ、寄付金控除という「税の軽減」は、
「1月~12月」の年単位で考えていく必要があります。

例えば、今日。
本年(令和6年)の4月にふるさと納税を行う場合
その年(令和6年)12月までの1年が経過した後
その1年間の所得に対する課税の中で
取り扱われることになります。

・ふるさと納税を行った年の所得税からの控除(還付)
・ふるさと納税を行った翌年度の住民税からの控除(住民税の減額)
が受けられることになります。

さいごに

今日は、ふるさと納税のお得のしくみについてざっくりまとめました。

「控除対象」となる納税をしていないと
ふるさと納税の恩恵は受けられないということがわかりました。
効果の時期も年単位で即効性はなさそうです。
では、なぜ世間ではこれほど関心が高いのでしょう。

次回以降、もう少し効果や手続きについてみていきたいと思います。

Yuzuko🍊

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