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ロックンロールイズノットデッドの歌詞に元気づけられる

SUPER BEAVER(以下ビーバー)のファンである私は何かしらしょげることがあるとSpotifyに救いを求め、ビーバーを再生し、なんとか明日も頑張ろうと夜眠りにつくのだが、とある曲の歌詞に感動してお気に入りになったものがある。
それが、ビーバーがカバーしたサンボマスターの「ロックンロールイズノットデッド」だ。
とにかく渋谷さんの真っ直ぐな声と少しゆっくりめのテンポと歌詞がその時の私にドンピシャきた。
なぜドンピシャ来たのかというと「生きる」ということに苦しさを感じていたからだと思う。

学生時代、企業説明会等で生き生きと働いている社会人を見て、
仕事=大志を持って取り組むべきもの
仕事=楽しむ必要のあるもの
と考え、お金を稼ぐためだけに働くということは、働く時間が日々の大半を占めることもあり、いけないことなのではないかと考えてしまっていた。
しかし、社会人になり、働き始め、様々な経験や思いをして、楽しみ、大志を持って働くことが苦しくなってしまっていた。そして、そんなふうに仕事に楽しさを見つけられない、うまく仕事をこなせない自分はだめなのだと、自分自身でも責めてしまっていた。
自分で自分を責め始める精神状態に入ると、明日うまく行かなかったらどうしよう、明日もあの人と会話しなきゃいけないのか、またみんなの前で注意されるのかな、と、全ての明日起きるかもしれないことに恐怖を覚え、眠りにつくのが怖くなってしまうのだ。(眠りにつくのが怖くなり、目が冴えてしまうと、起きなければいけない時間が差し迫って来ることに今度は焦るという悪循環が待っているのだが…涙)
明日が怖くなると出てきてしまう感情が
生きるのきついなぁ
である。
そのときにロックンロールイズノットデッドはこう歌われるのだ。

生きてみたいから生きてみたい
死んで花実など咲くものかよ
強く願って明日を変えたい
ロックンロールイズノットデッド

ロックンロールイズノットデッド

働く楽しさを感じられなくて今はいい、新卒で楽しさを感じられない自分を責めるのは傲慢、ゆっくりでいい、金を稼ぐために働くでいい、とにかく生きていくために、まだ生きたいから金を稼ぐ、それで十分でないかと思えた。
今死んだら、これまで苦しいなか頑張って生きてきた時間がもったいなさすぎる。それは人がなんと言おうと頑張った自分が可哀想だし、そんな現実にムカつくから、こつこつレベルアップしてやろうぜと私の中の芯の強い部分が元気になってきた。

改めて歌って本当に生きるエネルギーになるなと思った。これからもずっと音楽を聴いていきたい。
そして、仕事も頑張ってレベルアップして、時々(じゃないかもしれないけど)生きるのつらいなぁとか思いながら、生きていきたいなぁと思った。
是非聴いてほしい。



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