青春時代が夢なんて…（入院生活n日目）

そんな灰色の？入院生活にも春が来た（？）のです。めっちゃかわいい研修医Kさん（年齢不詳）。金曜日の夕方に、リハビリの先生⒝※より入手した「看護師さんとかは土日のほうが案外誘いやすいよ」という情報をたよりに、夜の回診のときこっそり尋ねてみたのです、「明日の午後、デートしませんか？」と。「研究対象」としてでいい、「勉強の息抜き」でいい、と――。そうしたら、彼女は微笑んで、喜んで！と私の手を取ってくれました。どこに行きたいの、と聞かれ、売店、と即答すれば、彼女ちょっとつまらなそう。利用された、と思わせるのが嫌で、「デイルームでおしゃべりしよう」と提案、私の薬が効いてくるまでおしゃべりして、その後売店に行くことに。彼女は聞き上手で、気が付くと私が話していた。私が男だったとしたら絶対彼女嫌がるだろうし彼女の友達もやめときなよあの人は、っていうくらいはしゃべった。多分私だけが楽しかったんじゃないかな、とちょっと反省。でもまあ、研究材料も多少は提供できたから、良しとしてほしいものだ。

※リハビリの先生には⒜~⒞がいました。詳しくは入院生活nプラス1日目をご覧ください。