ファンティエットの少女、福島へ行く

私事でありますが、私の知り合いのファンティエットで解放戦線だった方の孫娘が就職活動で福島県へ行きました。

その時に私は、「ファンティエットは福島とも関係がある街なんだよ」と言いました。

言った直後はあんまり信じていませんでしたが、何佑子さんの書かれた記事を引用させて紹介しました。

彼女の祖父はファンティエットで南ベトナム解放民族戦線として抵抗運動を行っていました。
彼の話はノベルアップ+で詳しく書いたのでよかったら見ていただけると幸いです。

彼の話で登場するベトミンの息子たちの『剣隊』のことや、解放戦線の教育係が「イギリスも日本も敵に回すことになる。」といっていたのはなぜでしょうか?

ここからは憶測になりますが、これにはマスタードム作戦(ベトナム側では『南部の抵抗』)が関係あると思います。

この記事の第3大隊がファンティエットなどの中南部沿岸でベトミンとの交戦があった話があり、現在ではベトナム(ベトナム共和国)に協力的な日本やイギリスがまたベトミンの後継のビントゥアン大隊に不都合なことをするのではないか懸念があったからの発言だと考えられます。
しかし、取材したVVX氏の話ではベトミンの息子たちの部隊である『剣隊』は日本軍の悪口を一切言ってなかったと言っているので、確実な情報でもないと思います。


最後に、VVXの孫娘は福島の海を見た時「綺麗な海だね。ファンティエットを思い出したよ。」と行っていました。
彼女は日本に住んで3年ですが、福島の海にファンティエットに通づるものがあったのでしょう。
これからも日本とベトナムがいい関係であることを祈るばかりです。

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