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毒を楽しむ
私の日課は、朝30分から60分程度の散歩や、その中の15分程度はランニングしたりすること。
その間、ラジオを聴いたり、YouTubeを聴いたり、耳で何か聴くことが多いのです。そして疲れたら、イヤホンを外して、何も聴かずに歩く。
体的には、歩く時には、何も聞かず、歩くことに集中するほうが、マインドフルネスになるようですが、せっかく好きなことをしているので、好きなように歩いています。
先日、その散歩中に笑福亭鶴瓶師匠の漫談を聴いていて、あっ!これも通気性だなって感じたんですよね。
通気性について綴ったブログはこちらから。
笑福亭鶴瓶師匠は、
「大阪の人間ってね 毒を楽しむ 。ちょっと毒を 「うわおもろいな」って思うんですよ」
っておっしゃていて、なんかわかる気がするなって。私は山形人ですけど。
私がまだ学生のとき、夏休みを利用して日本全国のリハビリで著名な病院を見学してまわっていたとき。
大阪の病院にも見学にいって、大阪の御堂筋線の電車内で、大阪弁で話す人たちのエネルギーや話す内容に圧倒され。悪口??とも言える内容で口論しているように見えて、お互い爆笑しているその光景は、山形で育った私にはカルチャーショックでした。
その後、ホテル阪急エキスポパークに泊まるため、夜暗くなってから、万博記念公園前からホテルまでとぼとぼ歩いていて。
太陽の塔の存在を知らずに、後ろを振り向いたとき、暗闇の中に化け物のようにでかい何かをみて、あまりの驚きと恐怖で、腰が抜けそうになりました。「なんだありゃー」って感じで(笑)。
そこで、恥ずかしながら、初めて太陽の塔の存在を知り、その圧倒的なスケールと、爆発的な何か?やふざけてつくったのかなと思えるようなつくり(怒られそうですが)に、なんかうまく表現できないけど、魂かなんか内側から掴まれたような感じをうけました。
学校を卒業して、大阪の病院に勤めるようになってからも、好きで何回も太陽の塔を見に行きましたが、何回行っても、魂かなんか内側から掴まれたような感覚になれる場所。そんな太陽の塔をつくった岡本太郎さんも著書で自分の中に毒をもてといってたけど、あの塔も毒なのかな。私は中毒みたくなって、何回も行ってましたが。
話はそれましたが、鶴瓶師匠のいう「毒」はユーモアでもあり、この前ブログに綴った「通気性」のスイッチの一つでもあるなって。
この「毒」のおもしろさに気づけたら、生きてる中での楽しさも増えていく気がしたし、物作る中でもこの「毒」の部分も大事にしたいなって思えました。
今日はなんの毒をもろうかな?
文章で書くと、なんとも悪に満ちていますが。。。
あまり、まとまりのない文章になってしまいましたが、今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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