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近江商人とランチェスター戦略

こんばんは

今、「近江商人の哲学」という本を読んでいます。
和菓子のたねやさんの話です。
とても面白く勉強になります。
僕は、滋賀出身なので近江商人について学ぼうと思ったことがきっかけで読みはじめました。

この本の中で、ある百貨店に出店した時の話があり、ショーケースに22品目置いたがまったく売れずに、看板商品3品目に絞ったら売れ出したと書かれていました。
「自信のある商品で勝負する」というテーマでした。

「自信のある商品で勝負する」という考え方は、僕が学んでいるランチェスター戦略と非常に相性が良いと思います。

ビジネスの成功に必要な要素は色々ありますが、その中でも「自信のある商品で勝負する」という近江商人の哲学は、特に重要だなと思います。この考え方を競争戦略、特にランチェスター戦略と組み合わせることで、さらなる効果が期待できそうです。

自信のある商品で勝負することは、弱者の戦略においては

  1. ニッチ市場での優位性
    自信のある商品を提供することで、特定のニッチ市場において他社と差別化できる。
    品質や独自性において突出することで、お客様の信頼を勝ち取り、競争相手に対して優位に立つことができます。

  2. ブランド力の構築
    高品質な商品を提供し続けることで、ブランドの信頼性と価値を高め、顧客ロイヤルティを築くことができます。これは、弱者が徐々に市場シェアを拡大するための基盤となると思います。
    弱者こそブランディングが大事です。

自信を持って提供できる商品があることで、弱者はニッチ市場で優位に立ち、強者は市場全体での支配力を強化することが可能になる。

自信のある商品を持つことの重要性とランチェスター戦略を絡めることで、実践的なビジネス戦略を描くことができると想いました。

ここから応用しないといけない。
転用するならどうするかを考えます。

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