創造していく能力
いきなりカタイタイトルだが、決してでかい事を伝えたい訳ではない。
今、将棋師である先崎学先生の【うつ病九段】という手記を読んでいる。
メンタルな事に興味ある訳ではなく、先崎先生の書く文章が好きで、今読んでいるところ。
先崎先生の事は、3月のライオンの単行本のコラムで知った。淡々と柔らかい文章で心地よくて好き。
そのコラムが3月のライオン13巻には無く、何でだ?て思っていた。
そして、1年後今年の12月、3月のライオン14巻が発売され、そこには[帰ってきた]文字がタイトルにプラスされ復活していた。おぉ!と読み進めると、先崎先生はうつ病になり、1年休場してらっしゃった、と。そして、詳しい事は上記手記に全て、と記載があったので、早速。
うつ病について全く知識が無い私には、想像以上の事が書かれており、自分がこうなったら?と考えることも何回もある。
内容も興味深いのは最もだが、先崎先生の淡々と書かれた文章で、雰囲気も緩和され非常に読みやすく、皆に勧めたい、と思った。
ここまでが前置き…長い…
そこで問題が。
私は読書感想文が苦手だった。
でも、文章を書くのは好きだった。今も好き。
自分の感想を表現する事が苦手だし、嫌い。
レビューとかめっちゃ読むのに(笑)
そこから脳内で
絵を描くのは好き。
写生は好きだった。模写みたいなことするのも好き。
想像して描くのは苦手だった。
という考えが巡り、
仕事で、文章を書く事をしていたが、有る物を的確に表現するのは好きだったし、苦ではなかった。
だが、何か自分でテキストを0から仕上げるという作業は凄く苦手だった。
漫画やアニメが好きで、読んだあとにその感想を表現するのも苦手である。
よく、アニメを見てからあのキャラがここでこうしてるから、描かれてないけど、こうなってるかもしれません!のような妄想の世界が私には広がらない。そうゆう発想を羨ましく思う。
好きな音楽、アーティストも然り。
レビューを投稿し、より沢山の人に聴いて貰えたらと思うがいつも途中で断念。
絵を描く事で、子供の頃から感じてはいたが、私は、想像力も創造力も乏しいんだろう、とこの年(来年4度目の年女)で、気がついた。
先崎先生のうつ病九段にしろ、3月のライオンにしろ、将棋好きの旦那に先ず勧めてみた。
だが私には人が興味持ってくれるような話し方が出来ない。これって創造力じゃね?て思った。違うのかな。
いずれにせよ、私は現実にそこにある物をそれとしか受け止められず、そこから世界を広げる事が苦手らしい。
だから稼働日記だって、起こった事を書く事しか出来てない(苦笑)。
と、湯船に浸かりながら、先崎先生の本を読みながらボーッと考えてた。
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