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株式会社パパゲーノに4人目のメンバーとして入社いたします。

初めまして。
神奈川県出身の23歳の小池泰志です。
普段、こういう形で言葉を紡ぐことはそんなに得意ではありませんが、今回は人生の節目ということで、今までのことやこれからのことについて簡単にまとめてみようと思い立ちました。
拙い文章ですが、少しでも見ていただけたら嬉しいです!

人生の節目というのは、長きに渡った学生生活に無事終止符を打ち、社会に飛び立つタイミングというわけです。
自分の同期はすでに社会人2年目になっていたり、1つ下の後輩もすでに社会人になっていたりするので、周りからは少し遅れてのスタートとなりました笑

入社させていただくのは、株式会社パパゲーノという会社で、「Web3×メンタルヘルス」という領域で今年の3月に立ち上がったスタートアップです。
新卒で、まだ創業して半年、僕が4人目のメンバーということで、かなり挑戦的な選択をすることになりました。
どうしてそういう選択をしたのか、過去を振り返りながらまとめてみました!

生い立ち

生まれ〜高校生


男3人兄弟の末っ子として誕生しました。
これを言うと結構納得されるので、どこか末っ子感はあるのかなと思ったり、
先輩と仲良くすることの方が、後輩と仲良くすることよりストレスがなかったりするのは、多分そういうことなんだろうなと思ったりします笑
小学校の頃からバスケが好きで、小中高とずっとバスケをしてきました。
中高では部長も務めていました。どう考えても自分は部長っていう器ではないし、いわゆる体育会系の部活の部長っぽい部長ではなかったのは間違いないです。
たまたま小学校の頃からバスケをやっていて(部員30人中、小学校からやっていたのはほんの一握り)スタートラインがほんの少しだけ周りより前だったから、流れで部長をやった。くらいに自分は捉えています笑
とはいえ、部長をやったという経験自体は、自分の中でとても大きいことで、今の自分に少なからず影響を与えた6年間だったとは思っています。やらなきゃよかったとは微塵も思っていません!
大学受験はあまりうまくいったとは言えず、行きたかった国立大学に進学するという目標は浪人をしても届かず、明治大学に進学することとなりました。

大学生時代


大学時代でとても大きかったのは、NPO法人のAIESECという団体と出会ったことでした。
行きたかった大学に行けず、何をするか/何をしたいのかあまりわかっていなかった自分でしたが、AIESECに入って志を育むことの重要性を知れたのが大きかったし、先にも繋がる素敵なつながりが多方面でできたことも大きな財産となりました。
コロナ禍の前の大学1.2年では、たくさん海外に行きました。インドやブラジルにいって異文化に触れ合ったり、その中で自分が社会に対してどう言う働きかけができる人間なのか/なりたいのかということを考えるきっかけとなりました。
大学3.4年では、AIESECの明治大学委員会で副代表を務めたり、4年目ではAIESECの事務局の次長を務めたりしながら、コロナ禍でも希望を絶やさずに組織を発展させるにはどうしたらいいのかを考え続けました。

4年生になって、そろそろ就活とか考え始めないとなぁというタイミングで、facebookで後に所属することになるパパゲーノのCEOの田中康雅さんが「自殺予防共創ラボ」というコミュニティのクラファンをやっているのをたまたま見かけ、そこで微力ながら援助させていただいたのが、パパゲーノとの出会いでした。

なぜパパゲーノに入社することにしたのか


他にも選択肢がいくつかある中で、パパゲーノを選んだ理由としては簡単にまとめると以下の2つかなと思います。
①.メンタルヘルス/自殺予防/スティグマの解消という領域に課題意識を持っていたから
②.よりチャレンジングな環境に身を置きたいと思ったから

メンタルヘルス/自殺予防/スティグマの解消という領域への課題意識


興味を持つようになった経験はいくつかあるのですが、振り返って考えてみると元々の人生観に起因しているのかなと思っています。
中学校から受験をし、私立の中高一貫校に進学、特にやりたいこと等は考えないままにいきたい大学を決め、なんとなく受験をする。大手企業に就職することが良いことであるといったような、誰から強制された訳でもない、社会的風潮を肌で感じながらなんとなくそのレールの上を歩いてきました。
大学生になって、自分の志を見つけることの重要性に気づいてから、敷かれたレールの上を歩くことよりも、自分の手でちゃんと自分なりのレールを作れるような人になりたい。強くそう思うようになりました。

少し遠回りしましたが、「今の日本人は社会的風潮という名の見えない敵(スティグマ)と戦っている人が多く、それはメンタルヘルスという領域においても遺憾無く発揮されてしまっている」ということに気づいたことが大きいです。
ヘルスケアという領域は、「変数が人の日常の至る所に潜んでいる」ことや、「善意依存で成り立つことが是とされる風潮があること」などのさまざまな理由から、ビジネスとしてしっかりと売上を立てながら、ロマンとそろばんの両方を弾くことがとても難しい領域だと思います。

しかし、継続的にサービスを続け、本当に解決したい課題にアプローチするためには、「善意依存ではなく、持続的なサービスを回すための経済圏」が必要です。
前にインターンをしていた会社からその必要性を大きく学び、より自分がメンタルヘルスという領域でビジネスを成功したいと思うようになりました。

2つ目の契機は、2020年ごろに木村花さんに起きてしまった不幸です。
顔が見えないだけで簡単に誹謗中傷をすることができてしまうSNSは元々好きではなかったのですが、それにより尊い命が失われたことに対し、憤りや悲しみを覚え、心からそのようなことはもう二度と起きないでほしいと思うようになりました。
自殺という言葉には、おそらく人それぞれ異なる考え方があると思います。
「一概に悪いとは言えないのではないか」「個人の選択の自由なんじゃないか」などという声もあると思うし、1つの解に同定してしまうことは危険なのかも知れません。
しかし私は、社会の様々な歪みにより自殺を選んでしまうことを減らしたいと思っています。
また、苦しみや痛みを抱えているときに、社会全体が寄り添えるような仕組みが存在すれば、誰もが「生きててよかった」と言える社会に近づけるのではないかと考えています。

よりチャレンジングな環境を選ぶ


人間はみな怠惰だと思っているし、私も例に漏れず怠惰な人間です。
環境のせいにするなとたまにいる熱血の人に怒られそうですが、人間はそんなに強い生き物ではないので、環境によって左右されることも多いんじゃないかなと思っている派です。
だからこそ、環境を自分で選ぶことができるときは、よりチャレンジングな環境を選択することが自分を高める上ではとても重要なことだと思っています。
パパゲーノは創業して半年で、メンバーも私を含めて4人しかいない小規模な会社なので、もちろん自分自身が天井になってしまうという危機感もありながら、打席に立ち続けることやその中で自分をアップデートし続けることができる環境だと思っています。

簡単にはなりましたが、以上のような理由からパパゲーノで働くことを決めました!

入社してからやること・その中で何を意識しながら取り組むのか


肩書きとしてはProduct Managerというポジションでの入社となります。
リカバリーストーリーのNFTマーケットプレイス事業の推進や、アカデミックな領域における実証研究等をメインに担当することになると思います。
社名の由来でもある「パパゲーノ効果」はまだまだ学術的なエビデンスも十分ではないので、事業推進と併せて研究機関と連携して、実証研究が重要になります。

もちろん、PMをした経験も、メンタルヘルス/自殺予防という領域で深く自分で研究をした経験もある訳ではないので、康雅さん/けいとさん/赤坂さんの力を借りながら、探り探りやっていく形になると思います。
バックグラウンドがない自分がこのような状況の中立ち向かうためには
・セルフアップデートを怠らないこと
・異常なまでに成果に貪欲になること
・心身ともに健康であること
当たり前なことではありますが、より一層意識する必要があるし、これができるためのルールメイキングをすることが大事になってきます。

まだ未熟なところも多く発展途上ではあると思いますが、ぜひ応援していただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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