『おもてなし』探しの旅
『おもてなし』
2013年に五輪招致のIOC総会で、滝川クリステルさんがプレゼンテーションした際に発した言葉で、注目を集めました。日本人なら知ってて当然とも言われる『おもてなし』の意味知っていますか?
また、『おもてなし』の心構えとして下記が取り上げられています。
日本のあちこちに『おもてなし』は溢れている
わたしが生まれ育った鹿児島にも、『おもてなし』の文化がありました。
鹿児島といえば、焼酎。『前割り焼酎』って聞いたことありますか?焼酎をあらかじめ、好みの濃度に割り水をしておくことを言います。
焼酎は、割って飲む文化。その場で割って飲む焼酎も美味しいけれど、事前に割っておくことで、口当たりまろやかになるといわれています。鹿児島では、この前割り焼酎は、お祝いや、来客時に、待ってました、と歓迎の意を込めて、事前に準備しておく。美味しい状態でお客様に飲んでもらうことが、おもてなしの一つとして、伝えられています。
また、鹿児島空港には、足湯が併設されているのご存知でしょうか。温泉王国でもある鹿児島。国内空港初の天然温泉の足湯です。住んでいると身近に感じていた温泉を、鹿児島に着いてすぐに、鹿児島での旅の最後を飾るのに、感じられる空間にも、鹿児島流の『おもてなし』を感じられます。
旅のテーマにも
例として、鹿児島の『おもてなし』を紹介しましたが、地域ごとの特性を活かした『おもてなし文化』は溢れていることでしょう。
生まれ育った街を離れてみたときに、当たり前と思っていた日常は、『おもてなし』の積み重ねだったことに気付かされるのではないでしょうか。あなたの生まれ育った街には、どんなおもてなし文化がありますか。地域特性のおもてなしを体感してみる、そんなテーマで日本のどこかへ旅に出てみてはいかがでしょうか。
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