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ヘルニアとの戦い

誰かのためになるかもしれないと思い、記録程度に書きます。

僕のプロフィール
2003年生まれの現在18歳です。高校サッカーをやってます。春から大学に進学予定です。昨年の12月にヘルニアの摘出手術をしました。

ことの発端は約1年前の高校3年の4月でした。

前々から右腰に違和感が少しあったのですが、痛みがかなり強くなり、サッカーをするのが困難になったため病院に受診しました。

この時は腰が痛いだけで、足全体に痛みや痺れは全くありませんでした。

診断結果は多裂筋の出血。

しばらく安静にしていれば治るとのことでした。

トレーナーに教えてもらったストレッチのメニューをひたすらに行ってました。

事件が起きたのはその1ヶ月後。

いつも通りストレッチをしていると右足全体に言葉では言い表しづらい違和感がありました。

その日の就寝時、ベッドに横になろうとした瞬間に何かがちぎれたような感覚になり、横になっているだけでも右足全体に痛みが出るようになりました。

ただ痛み自体は寝られないほどではなく、1時間ぐらいでその日も眠りについたと思います。

次の日の朝になっても自力で日常生活は過ごせましたが、痛みは取れず明らかに何か異変が起きたと思いました。

その数日後、経過観察の診察の際に痛みが変わったことをドクターに伝えました。しかしドクターから分離症やヘルニアに変わることはないと言われ、このまま様子を見ることになりました。

そのまま4ヶ月ほどたち、痛み(日常生活はなんとか大丈夫ですがサッカーはできない状態)が全く変わらず、大きな病院を紹介してもらい受診しました。

診断結果は腰椎椎間板ヘルニア。

やっぱりそうでした。おそらく5月からずっとそうだったと思います。

これまでの経過を全て話した結果、保存治療ではおそらく治らないと言われ、ブロック注射か手術がベストだと言われました。

サッカーをしないのならばこのまましばらくこのままでも良いと言われましたが、あくまで選手として復帰することを目標にしていたので、ブロック注射での治療を始めました。

約1ヶ月の間隔で3回打ちましたが、効果があったのは1回目と2回目で3回目はほとんど効果がありませんでした。

この時ランニング程度はできるようになっていましたが、ボールを蹴ることや素早い動きは痛みが強く出るため、行うことはできませんでした。

そして12月、大学でもサッカーを続けるために手術を決断しました。

正式名称は経皮的内視鏡下腰椎椎間板ヘルニア摘出術。

PELDと言われている内視鏡の手術で、簡単に言えば棒を腰に突き刺してヘルニアを取る手術です。

なるべく早く手術したいと伝えた結果、約1週間後にできることになりました。

その日のうちに、血液検査などの検査は済ましておきました。

約1週間後、手術日の前日に入院しました。

前日に入院しましたが特に何かしたわけではなく、病室で一晩過ごしただけです。

手術当日、夜に手術をする予定だったので、朝食後点滴を打ちました。そこからご飯は手術が終わるまで食べれません。

手術は22時ごろに始まって24時ごろに麻酔から覚めました。

手術室に入って色々と装置をつけられましたが、すぐに麻酔で眠りについたので、注射などの痛みは何も感じずに済みました。

ちなみに今回は全身麻酔ではなく、腰への部分麻酔と、麻酔で眠りました。

そのため麻酔から覚めた後も少しふらついたものの自分でトイレに行くこともできました。

術後の痛みは少しありましたが、飲み薬や坐薬が必要になることはなく、確かに腰をいじられたことがわかる程度の痛みでした。

夜も遅かったので夜ご飯を食べてすぐに就寝しました。そして次の日に退院しました。

入院期間は2泊3日です。

手術してみて思った感想はもっと早くにしておけばよかったなということです。もちろんリスクがないわけではないことは理解していますが、実際に手術してみて怖がるほどのことではないと感じました。

そして何より患者さんとしっかり向き合ってくれるドクターに出会うことが大切だと思いました。この怪我は何人かのドクターやトレーナーに診てもらいましたが、同じ料金でもこんなにも差があるのかと感じざる得ませんでした。

術後の経過についてはまた機会があれば別で書こうと思います。

長々とありがとうございました。

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