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介護施設12年の介護福祉士が学ぶヘルパーの心得7選を紹介します

介護施設以上にヘルパーは気を遣う場面が多い

私は介護施設を12年経験し、訪問介護のヘルパーに転職しました。

初めにネットでお宅に入って介護をするということはわかっていましたが、実際にやってみて想像以上に気を遣う場面が多かったです。

実際にやってみて学んだことをいくつかお伝えすることで参考にしてもらえたらと思い、記事にしました。

よかったらご覧なってください。

1. 何がどこにあるか、お宅の場所などをしっかり確認する

お客様のお宅で仕事する上で基本のことかもしれません。

何を使うにしても
・お客様のお宅で用意しているものを使う
・使ったものを戻すときに困らないようにするため
・基本は一人で仕事するため、同行が3回くらいの時にしか確認できない

からです。


・お宅によってキーロックしているお宅もある
・お客様のお宅の部屋番号を把握してないとインターホン押せない
・駐輪場所を覚えておく

なども注意点があります。

一つのお宅だけでなく、沢山のお宅に行くため、メモをして困らないように記憶していきましょう。

2. サービス内容をしっかり把握する

基本的なことかもしれませんがサービス内容をしっかり把握することです。

お客様のお宅によって同じサービスであっても注意点とやり方は異なってきます。

同行する時にしっかりメモをして、内容が異ならないサービスをすることが大事です。

異なるサービスをしているとクレームになります。

3. 最短で行ける移動を考える

訪問介護は自転車でお客様のお宅まで移動が基本になってます。

余裕を持った行動をする上で最短距離の移動を考えることは大事です。

・大通りで行くとどうしても信号で止まることや人混みが多く移動しづらい
・信号によっては大分待たされるところもある
・訪問が長引いた時に間に合わなくなってしまう
・雨が降っていると雨具の着用で時間がかかってしまうことや移動がより安全運転になる
からです。

Googleマップ見ながらよりは地図の把握と信号が少なめの路地を活用した移動を心がけるといいかもしれません。

4. 使ったものを元に戻すように心がける

サービス内容がお宅によっては余裕のないようなサービスをしないといけないお宅があります。

サービスでしなきゃいけない事が増える分、使うものが増え、元に戻す行為もその分増えてしまいます。

その時に忘れがちなことはちゃんと元に戻せているかだと思います。

・何をしたらこれを戻す
・元にあった場所がいつもと変わることもあるので記憶する

ことは大事です。

5. 適度な距離感でコミュニケーションを取ること

・お宅によって触れてほしくない話題は避けてほしい
・当たり感触のない関係でいてほしい

ことを望むお客様もいます。

ヘルパーに依存されすぎても新たなヘルパーに引き継ぐ時に困ることがあります。

コミュニケーション不足であると人によっては訪問したくないといったクレームもあるかもしれません。

お客様にとってのヘルパーの距離感をしっかり考えて訪問した方がいいです。

なので、同行の時に気をつけることを聞いてみるといいと思います。

6. サービスが終わる前に何か見落としがないか確認する

・サービス内容が適切に行えているか
・後片付けはできているか
・記録を書き忘れていないか
・散らかってなく、整っているか

を確認することです。

訪問イメージがいい人はこれらがちゃんとできていることです。

例え慣れたお宅であってもこういう習慣はとても大事なことと言えます。

7. 余裕を持った行動するためにできることをする

訪問時間は決まっていて、時間内でサービス終えることが基本です。

なので、
・サービス内容を正しく理解し、無駄のないサービスを提供する
・予め準備できることはやっておく
・次の行動に必要なことを理解しながら仕事をする

ことは大事です。

どうしても終われなければ他に訪問している人に助言をもらってもいいかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか?

お客様のお宅で仕事をすることは気遣う場面は多いですが、介護施設と違って個人を支えることのやりがいはあります。

これからもヘルパーに役に立つ情報を配信しますので、よかったらご覧なってください。

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