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小さな成功体験を増やすことが介護が楽しくなる

友達に
「何をしていることが楽しいの?」
と言われ、実際どういう体験がやり続けているのか具体的に言えなかったです。

実際どのような体験が楽しいのかと言われ、はっきりと答えられる人も少ないことかもしれません。

よく考えてみるとたくさんあるのですが
「事故を起こさないようにしたらどうしたらいいか?」
「入居者さんの対応」
「業務を円滑に回すにはどうしたらいいか」

と目先の仕事が積み重なって隠れている部分かもしれません。

私にとっていい介護体験を伝えることで介護が楽しいという発見などにつなげられたらと思い、記事にしました。

よかったらご覧なって下さい。

普段、聞き取れない言葉が聞こえた瞬間

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片麻痺で普段喋っていることが聞き取りづらい入居者さんの話です。

食事介助、移動介助など介助する場面が多く、関わるのですが
「何を言っているか分からない」
という時が多かったです。

一ヶ月ほど経ち、言葉が聞き取りやすくなり
「ありがとう」
「電気消して」
「テレビをつけて」

と言った言葉が聞き取れるようになりました。

聞き取れるようになったのは聞きなれる部分もあるかもしれませんが、
・入居者さんの言葉を聞いた内容を言ってみてどういう内容を言ってるか考える
・目線や動作の仕草を着目する

ことをしてみたら聞き取れるようになりました。

聞き取れるとお互い嬉しくなりますね。

言葉だけじゃないことを教えてくれた出来事でした。

お互い慣れてきた時

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声掛けに対し、頷くことが多く、話すことは最小限で口数の少ない入居者さんの話です。

移動介助や食事介助で関わる場面が多く、
「どのように思っているのだろう」
と心配になる時がありました。

一ヶ月が経ち、
「おはようございます!」
と声かけると
「〇〇君ね!おはよう!」
と笑顔で言ってくれました。

一緒にテレビを見ている時にニュースキャスターの人を見て
「どれも同じような顔してるね。兄弟かしら?」
と言い、実際ニュースキャスターの40代男性が同じような姿でした。

「おじさんなるとみんな同じような顔になりますよ」
と冗談言うと笑ってくれました。

何気ない会話ではありますが、
・日々、顔を合わせることが大事である
・入居者さんの新たな発見につながった
・お互いが慣れてきた瞬間が嬉しい

と思った出来事です。

まとめ

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入居者さんの生活のサポートするということは幅広く担当します。

多人数の入居者さんのことを担当することで目先の仕事が多くなり、何のために仕事をしてるか分からなくなることもあるかもしれません。

分からなくなったら一度立ち止まって入居者さんと話すことをお勧めします。

・入居者さんの小さな変化
・お互いが慣れてきたからこそ話せること

気づくことはたくさんあるはずです。

答えが見つかりにくい仕事ですが、いいサービスができた時の達成感は他の仕事では味わえない出来事になること間違いありません。

これからも介護について配信しますので、よかったらご覧なって下さい。


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