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【訪問介護のトリセツ②】訪問介護はどんなお客様の訪問するのか?介護歴12年の介護福祉士が語ります

訪問介護と介護施設のお客様の違いを紹介します

私は訪問介護と介護施設を経験している介護福祉士です。

介護施設では当たり前であることは訪問介護は当たり前ではないことがたくさんあります。

前回では業務や細かな違いについて紹介しました。

今回はどんなお客様を相手にして訪問介護するのか紹介するブログになってます。

意外と知られないこともあるので、一つ一つ紹介するブログとなっています。

よかったらご覧なってください。

【序章】訪問介護はどんなお客様を相手するのか?

訪問介護は障害者、介護認定を受けたお客様を訪問します。

障害者の方は老人福祉施設(特養など)に入居しているケースもありますが、障害者の方を対象とした施設に入居または通所していることが一般的です。

訪問介護でも障害者の方と関わることは少なめですが、要介護認定を受けたお客様と障害者の方の介護の始まりを担います。

障害者であっても身体介助、生活援助をメインなので、やることは変わりません。

介護施設は要介護のお客様が一般的ですが、訪問介護は障害者の方と要介護のお客様と幅広く関わる機会があるので注意しましょう。

訪問先がお宅であったり、なかったりするケースもありますので、具体的な訪問先について紹介します。

1. 家族様も同居してるお宅の訪問がある

夫婦のどちらかの支援または親と子がいるお宅の訪問介護をするので、家族が見ているなかの介助業務または一緒に協力しながらのケアもあります。

介護施設でもスタッフ同士協力する場面もありますが、訪問介護の方がマナーや言葉遣い、丁寧な介護を求められるかもしれません。

私自身介護施設にいてご家族様に見られる機会は少なく緊張しましたが、意外と慣れると気にしなくなります。

大半はこういうお宅が多いので、お客様とご家族様と上手くコミュニケーションとって介護することは訪問介護の基本かもしれません。

2. 施設の訪問もある

お宅だけでなく介護施設または障害施設の訪問もあります。

レアなケースでありますが、住んでいる居室の掃除や入浴介助など訪問介護でできることは変わりません。

施設のルールに合わした支援になるので、注意しましょう。

お宅だけの訪問だとは限らないことを頭に入れるといいです。

3. 独居の訪問もある

独居の訪問もあります。

そういうお宅となると片付けられていない事が多いです。

訪問時はスリッパ持参必須で荷物の置き場もほとんどの場合ないので、荷物をどうするか考えましょう。

生活援助と身体介助は多めになる事が多いです。

在宅介護の難しさを身に染みます。

4. 夫婦の訪問もある

夫婦ともに介護認定を受けているお宅の訪問もあります。

独居と同じく片付けられていない事が多いです。

訪問時はスリッパ持参必須で荷物の置き場もほとんどの場合ないので、荷物をどうするか考えましょう。

独居と同じく生活援助と身体介助は多めになる事が多いです。

在宅介護の難しさを身に染みます。

5. 看取りの方の訪問がある

訪問介護でも在宅で看取り支援することもあります。

身体介助がメインになることが多いです。

家族のいるお宅がほとんどです。

介護施設の経験がないと状態の変化などにどう気を遣えばいいか分からなくなるので、訪問の中で難易度は高めかもしれません。

看取り期の訪問なので、長く契約は続かない事が多いです。

まとめ

ヘルパーの役割は多めですが、家族様と協力しながら支援して上手くいくと楽しく仕事ができます。

いろんなお宅に行くことでニュースで見るような在宅介護の大変さを目で見て、思うことはたくさんあるかもしれません。

介護施設の重要さに改めて考えさせられます。

家庭の深いところにヘルパーは訪問するので、人によって訪問介護に向いているかどうかは相性がでるかもしれません。

これからも介護にまつわる記事を更新しますので、よかったらご覧なってください。


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