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音楽に救われた話

私は子供の頃から音楽が好きでよく聴いています。
小学生の頃は、シンガーソングライターのYUIさんがすごく好きでした。
また、小学校高学年の時に自分のウォークマンを買ったのですが、それまでは家族共有のウォークマンで曲を聴いていました。
父が入れていた広瀬香美さんのロマンスの神様や姉が入れていたチャットモンチー相対性理論というバンドの曲を聴いたり、家族に影響されて聴く曲もありました。

そして中学生3年生の頃、私にとっては今でも大好きで大切なアーティストと出会いました。

それは「グッドモーニングアメリカ」というバンドです!

このバンドと出会った頃は私にとってすごく辛い日々を過ごしている時期でもありました。
人間関係の面でとても悩んでしまい、誰にも相談できずに1人で抱え込んでしまう日々でした。
まだ23年しか生きていないので大袈裟かもしれませんが、本当にその日々が1番辛かったです。
それに加え、その時は受験生でもあった為、大好きな漫画を読まないとう漫画絶ちをしていました。
その為、大好きなラジオと音楽がその頃の唯一の心の拠り所でした。
その頃、ラジオでよくグッドモーニングアメリカの曲が流れていた為、存在は知ってはいましたが、ずば抜けて他のバンドよりも好きというわけではありませんでした。

しかし、とある音楽番組がきっかけで、私のこのバンドに対する思いは変わり始めました。
私はその時期音楽番組をよく録画していました。
その中の1つに「MUSIC JAPAN」というユースケ・サンタマリアさんとPerfumeが司会をしていた音楽番組がありました。
この番組を見ているとグッドモーニングアメリカが出演していました。
ラジオで流れる曲ぐらいしか知らなかったので、「初めて聴く曲だなー」とボーっと見ていました。
本当にそれぐらいの存在だったのです。
ですが、その時に披露していた曲を聴くと、徐々に惹き込まれていっているに自分に気がつきました。
とても救われた気持ちになったことを今でも覚えています。
そこから他の曲も聴くようになりました。
このバンドは、モヤモヤした気持ち、不安な気持ち、怒りやどうしようもなさ等心の中に秘めているものを歌詞にして歌っている曲が多いように思いました。
私は子供の頃から自分の気持ちを吐き出せずどんどん溜め込んでしまう性格でした。
その為、このバンドの曲を聴くことで、共感をしたり、ストレス発散になったり、頑張ろうと思えたり等、救われることが多かったです。

初めて自分で買ったCDも初めて友達とライブに行ったのもこのバンドなので、そういう部分でも私にとってかけがえのないアーティストです。
私が大学生の時に活動休止をしてしまったのですが、その休止前のライブも行き、本当に改めて私の学生時代を救ってくれていたんだなと感じました。
曲はもちろんですが、このバンドの存在自体にもすごく救われていたんだなと思います。

多くの人を救ってくれる「音楽」って本当に偉大ですね!!

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