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【オタク長文】マーガレット

(写真引用元: https://gardenstory.jp/plants/32778)

久しぶりのnote、そして久しぶりのオタク長文だ。
先日発売された水樹奈々のCANNONBALL RUNNING、手に入れただろうか?
まだの人は是非とも購入してくれたらと思う。

https://www.amazon.co.jp/dp/B07XLSR2XQ/ref=cm_sw_r_cp_api_i_kNA-DbJSPAHSR

amazonでも特典付きとそうでないのがあるので間違えないでほしい、上記のリンクは特典なしだ。

さて、今回のオタク長文はそんなニューアルバムの9曲目「マーガレット」について書きたいと思う。

マーガレット、花の名前だ。 日本における花言葉は「心に秘めた愛」「真実の友情」だ。
歌詞からして前者だろう。

Marguerite、ピザの定番であるピッツァマルゲリータの名前の由来はこの花…ではなくイタリアの王妃マルゲリータがナポリを訪れた際に食べたピザが美味しく、彩りがイタリア国旗と同じでとても気に入り、料理名を聞かれた時に職人がそのピザはマルゲリータです、と答えたのが由来らしい。いかにも女性を立てるイタリア人らしい。
英語読みならマーガレットなのだがイタリア読みだとマルゲリータとなる、日本人がローマ字読みするとマルグェリテとなるようにローマ字読み→英国英語→米国英語の読みの違いは言語域が繋がっているので色々知ってる単語で調べてみてくれると楽しいと思う。

話が逸れた。

アルバムの9曲目、アルバムでもライブでもそうなのだが全てを順に並べてコンセプトを体現したりする。
ずっと激しいライブ、ずっと騒がしいアルバム、それも1つのコンセプトだろう。
しかし水樹奈々の製作陣というのはあくまで王道だ。
ライブやアルバムの幕間、一旦火照った体を納め、落ち着く時間にやってくるバラード。
そんな立ち位置の楽曲が今回のマーガレットだ。
さて、曲の特徴を挙げていこう

シンプルな構成

マーガレットの音は普段の水樹奈々の楽曲に比べてかなり大人しい。
(アルバムのブックレットに書いてある楽器構成を見ずに書いているので楽器ミスは許して欲しい)カントリーバラードのようなアコースティックギターとウッドベース、クラップにヴァイオリン、カホンかな?あといくつかあるが、とっても静かで4〜7人の友達で公園で夕陽を浴びながらストリートライブでも出来そうな優しい雰囲気を出している。

歌詞のシンプルさ

作詞は水樹奈々本人だ。
水樹奈々の楽曲は総じて奈々語と言われるよく読めないルビ振りがされていることで有名だがこの曲はほんとシンプルに愛を歌っている。
そして、水樹奈々の歌唱力と、もうすぐ4の代に突入するというのに少し高めの可愛らしい歌声とが楽曲とマッチして、ナチュラルな良さを醸し出している。

BOUNCEBACKの存在

BOUNCEBACKは長年にわたりさまざまなアーティストに楽曲提供をしてきている。
自分自身、この名前をクレジットの中に見た時には思わず喜びを隠しきれなかったほどだ。
元々高校時代にハマり、社会人数年までSPEEDとhiroこと島袋寛子が好きで追っかけていた頃があった。
そんなhiroの楽曲でしあわせの道という楽曲がある。
この曲もマーガレットと同じ曲調なのだ、そして当時めちゃくちゃ聞きまくった楽曲でもある。
そんな彼らが楽曲提供してくれているのである。

まとめ

総じて今までの内容を見ておわかりだろう。
べた褒めである。
今聴きながら書いているが、DAPからBluetoothアンプを経由してバランス再生している。
イヤホンはFitear334だ。
以前に良いイヤホンで聴くとどう違うか、水樹奈々の曲のいいところ悪いところが分かるのか、という話題で記事を書こうかなんて話が浮いたので少し触れておくと、この曲は音割れや刺さることもなく、粒が混ざることなく、奏法がスタッカートなのもあるが全体的にとても綺麗だしそれぞれの音量バランスも最適と思っている。
素晴らしい、このアルバムの中で一番推せる。いいぞもっとやれ、だ。
枯れて散った銀杏の葉が踊る夕暮れの公園に沿ったカフェのテラス席で、コーヒーでも飲みながら聴けたらそのまま逝っても悔いはないだろう。

逆に他の曲は残念ながら…といった音質なのでちょっと悲しい。
が、まぁ気が向いたら他の曲にも触れたいと思う。


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