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絶妙なタイミングで分かった「意味のない馬鹿げたこと」

『二十世紀の証』でマルコム・マッグリッジ次のように書いている。

「最近になって、私は時々人生を振り返る。すると、強烈に感じることは、それぞれの生活の場面で有意義かつ魅力的に見えたことは、今になって考えると、意味のない馬鹿げたことにしか見えないということである。

例えば、成功すること、人に褒められたりすること、お金を得たり、女性を口説いたり、旅をしたり、まるで悪魔のように世界のあちらこちらに行ったり来たりするような快楽、社交界の虚栄を話したり経験したりすること、すべてそうである。

今から考えれば、こうした自己満足のための行為すべてが全くの幻想に過ぎず、バスカルが『土をなめる』と呼んだほどに味気がないものなのである」

スティーブン・R・コヴィー著
7つの習慣より

今、車を買い替えようとしているのだが、買いたいと思う車はすべて高級車だった。

買うなら高級車以外はないなと思う一方で、自分の身の丈に合っていないような気がして、何か違うのではないかと感じてた。

そんな時に「7つの習慣」で上記の文を読んだ。

まさに、これだなと。

高額なローンを組んで、毎月支払いに追われて、お金に縛られた生活を送る。

これを糧にがんばればいいのだろうが、そこに貴重な人生の時間やエネルーを使う意味があるのだろうか?

ただ、人によく見られたい、優越感に浸りたい、もしくは、人からバカにされたくない、見下されたくない、というどうでもいいことのために。

で、僕が出した結論は、車は何でもいいから、身の丈にあった買えるものを買う、ということ。

今までは、この選択肢は出来なかったが、今は自分を買えるタイミング。

時代的にも大きく変化しようとしているときに、自分の思考や習慣を変えなければ、きっとこの先後悔することになる。

いつまでも、今までの思考の習慣に囚われるのではなく、パラダイムを変える必要がある。

それが試されているのだなと。

だから、人の目を気にした選択をするのではなく、自分が大切にしていることを優先にした選択をする。

自分との約束を守り、新しいパラダイムを手に入れていく。

これが未来を良くする方法なんだと思う。

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