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新世代への視点2019 – 北川香乃花 (ギャラリーQ)
作品を見ている自分を見る作品。
この作品は鏡の上に直接、油彩で女性たち(アーティスト自身)が描かれているが彼女たちの表情を窺い知ることはできない。
観客はこの作品の前で作品を見ているが、実は同時に自身の姿を見ていることになる。化粧室で他人からの視線を意識して女性たちが、自身を着飾るように、作品もまた人々に見られることで成り立っている。
誰にも見られない作品は作品ではない。
自身の存在もまた誰か
新世代への視点2019
横浜方面から東横線で銀座に向かう途中、多摩川を渡る鉄橋からの景色が眩しく光る、空はターコイズブルーの青さを取り戻し、遠くの山々の姿も視界の中で広がる。ふと鉄橋の下を見続けるといつもより川の水かさも増していることに気づく。昨日の雨のせいだろう。新丸子駅から田園調布駅に向かう電車は多摩川の橋を渡る時は必ずスピードを落とすので、車窓からの景色はいつもゆっくりと流れる。田園調布駅に向かう電車は大きくカーブ
もっとみる石田徹也展のヒストリー
noteに掲載された平林 勇様へ
初めまして、ギャラリーQの上田雄三と申します。
平林勇様のお名前は石田徹也さんのお兄様からのFacebookで情報を得ていました。私は多摩美のグラフィックデザインを1976年に卒業後、1983年に銀座でギャラリーQを開廊し、1998年に石田徹也さんと出会い、彼の個展を1999年にギャラリーQで企画展示しました。
その後、2005年に31歳の若さで石田徹也さん