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【5分で読める】中級編part2 現場監督・施工管理者経験5-6年目向け 「職人さんと信頼関係を築き、対等に会話ができるようになる人間力 -自分なりの答えを持って仕事に取り組む!-」


現場監督・施工管理者経験5-6年目向け 中級編part2「職人さんと信頼関係を築き、対等に会話ができるようになる人間力 -自分なりの答えを持って仕事に取り組む!-」


閲覧ありがとうございます。
今回は中級編のpart2となります。
内容は、
自分なりの答えを持って仕事に取り組む人間力
をテーマに解説を進めます。

本文に入る前に大事なことを書かせてください。
世の中には2種類の人がいます。

受動的な人 と 能動的な人
です。

身近な言葉で表現すると

受け身な人 と 積極的な人
となります。

積極的な人は、
そのまま継続して仕事を頑張ってください。
ぜひこのまま読み進めてください。

受け身だけど仕事を頑張りたいという人も
このまま読み進めてください。

受け身で仕事をしたくない、
もしくは、仕事の責任を負いたくない人は、
ここで読み終えてください。
読むだけ時間の無駄になります。
そもそも私は
そのような人に向けて発信していません。



冒頭から厳しいことを書いて
気分を害された方がいましたらすみません。
私は仕事への姿勢を大事にしています。
これがズレていては前向きに話ができません。
ご理解をお願いします。

ということで、
積極的な人と
受け身だけど仕事を頑張りたいという人
が残られていますので、
本文に入ってお力添えしたいと思います。


成功は失敗を最小にすること

初級編part1で解説した
「失敗は成功のもと」
を実践して
沢山の失敗を経験されたと思います。
誰しもが最初は知識や経験が無いわけですから

質を求めるよりまずは量で勝負しよう

という、考え方で解説していました。

しかし、
経験年数5-6年目ではそれはもう通用しません。
失敗だけしていては成長できません。

「成功は失敗を最小にすること」

という考え方に変換する必要があります。

「失敗は成功のもと」を胸に
数々の失敗をされた中で、
明らかに怠慢で起きた失敗や
防ぎようのない失敗等
様々な失敗をされたはずです。

正直なところ
失敗を無くすことは不可能です。
理由は、
ヒューマンエラーが起きやすい業種だからです。

機械やパソコンを扱って成果を出す業種は
システム上にエラーが無い限り
大きな失敗は発生しません。
エラーが起きるとすれば
システムを扱う人の技量が原因になります。

しかし、
建設業は仕事を進める上で
図面を作図し、図面を基に、
人の手によってモノがつくられます。

さらに、
新築の建築現場であれば
1つのオリジナル作品をつくることになります。

大量生産ではなく単一のモノを
高度な技術と知恵を詰め込んだ図面から
人の手でモノをつくるため
何かしら失敗、問題は起きます。

ソフトウェアよりも
人の力のウェイトが高い仕組みで
モノづくりをするわけですから
必然的にヒューマンエラーが起きやすいです。

起きてしまうことに対してできることは
発生するエラーの頻度と被害を
最小限になるように対策するしかありません。

よって、
「成功は失敗を最小にすること」
にしかなりません。

対策を考えることは、
現場監督の仕事です。

例えば、
口頭で職人さんに作業指示をしたとします。
職人さんが作業指示とは異なることをしました。
この場合は、何が原因と考えられるでしょうか。

・口頭で指示するような作業内容ではなかった
・写真や作業指示書、図面がなかった
・口頭だけで現地まで行っていなかった
・職人さんが理解できていないことに気付かなかった
・指示する職人さんが適切ではなかった
・適切な資機材がなかった

等、様々なことが考えらえます。
原因がわかれば対策ができます。
対策を実行して、エラーが起きたら
再度、原因を分析して、対策をする。

これを繰り返せば、
自ずと失敗は最小になります。

失敗させまい、と考えるより
大きな失敗しないように
何重も予防線を張る、と考えた方が良いです。

もう1つの考え方では
失敗から学ぶのではなく
自ら予防線を張るという方法もあります。

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